資料室
講演のプロモーションや資料作成に活用していただけるように、各種資料をまとめてみました。
プロフィール
コピペ用
広島県芸北地域で2003年4月より芸北 高原の自然館に学芸員として勤務し、湿原、半自然草原、里山林など、地域の人間活動によって維持されていた生態系の保全をテーマに博物館活動を展開してきた。子ども、事業者、行政、ボランティアなど、様々な主体による自然への関わり方を見直し、新たな仕組みを組み込みながら、地域と自然を将来に残していく取り組みを進めた。2017年に第1回 ジャパン アウトドアリーダーズ アワード 大賞受賞。専門は生態学(博士(学術))。2023年8月より、登別市観光交流センターヌプㇽ 副センター長/学芸員。(260文字)
2023年広島大大学院国際協力研究科修了。広島県北広島町立芸北高原の自然館の学芸員として、湿原、半自然草原、里山林などの保全と教育に携わりつつ、町の生物多様性条例の制定と運用を進める。2023年8月より、登別市観光交流センターヌプㇽ 副センター長/学芸員。(128文字)
総務省「地域人材ネット(地域力創造アドバイザー)」のプロフィールシート
https://www.soumu.go.jp/main_content/000674485.pdf
芸北せどやま再生事業
資源利用のしくみを再構築して、里山を保全するしくみ。プロジェクトの発案と、全体のデザインに携わる。
里山との関係修復が、次代の地域をつくる
富士フイルム・グリーンファンド『Green Letter』
芸北茅プロジェクト
経済、自然、文化、教育が一体になったプロジェクト。プロジェクトの発案と、全体のデザインに携わる。
北広島町生物多様性の保全と活用
北広島町内での自然保護活動の根拠となる条例および地域戦略。条例制定、戦略策定と策定のための調査、運用に携わる。
環境パートナーひろしま
広島県内で、自然環境保全や野外活動を行っている団体が集まって設立されたコラボレーション型NPO 法人。発案、設立に携わり、2018年より理事。
八幡湿原自然再生事業
自然再生推進法に基づく、全国で10番目の自然再生事業。2005年より協議会委員。
雲月山の草原保全
一度途絶えていた山焼きを、地域の人やボランティアと一緒に続けていくプロジェクト。全体のデザインと再開のための働きかけ、再開初期の運営。
高原の自然館
あらゆる活動の拠点となった「フィールドミュージアム」。
西中国山地自然史研究会
芸北でのあらゆる活動の核となり、新たなガバナンスを生み出しているNPO法人。
三段峡ー太田川流域研究会
国の特別名勝「三段峡」を拠点に自然体験や町づくりの活動を展開するNPO法人。設立に携わる。
全国草原再生ネットワーク
日本の草原の保全と再生を目指して活動する一般社団法人。設立に携わり、2020年より理事。
日本環境NPOネットワーク(Jens-Net)
地域の環境市民団体を支援し、日本の環境活動の活性化を図ることを目的に活動する一般社団法人。2018年より理事。
文献
原著論文
白川 勝信・中越 信和(2002)長者原湿原における地下水位の動態と植生配置の変化. Hikobia, 13(4):705-712,
高橋 佳孝・井上 雅仁・堤 道生・白川 勝信・太田 陽・渡邉 園子・兼子 伸吾・佐久間 智子(2009)レッドデータブックに掲載された植物種による山陰2県の草原環境評価の試み.日本草地学会誌 55(3), 246-250,
白川 勝信(2010)条例制定の事例 北広島町生物多様性の保全に関する条例 (特集 生物多様性保全と自治体) - 自治体法務研究, 2010
大西 舞・松下 京平・白川 勝信・鎌田 磨人(2013)地域住民による雲月山草原の経済価値評価.農村計画学会誌32:191-196
佐久間 智子・白川 勝信・中越 信和(2017)低山地山頂部の半自然草地における草原生植物の生育状況.保全生態学研究22:289-298
白川 勝信・曽根田 利江・河野 弥生(2019)脱成長社会に必要な社会技術ー芸北せどやま再生事業ー.ランドスケープ研究83:44-45
Yoko Ohta · Michio Tsutsumi · Sonoko Watanebe · Masahito Inoue · Katsunobu Shirakawa · Masashi Yokogawa · Tomoko Sakuma · Mitsuru Toma · Yoshitaka Takahashi(2021)Changes in the distribution of grassland in the twentieth century in the Chugoku region of western Japan. Landscape and Ecological Engineering. https://doi.org/10.1007/s11355-021-00477-4
学術論文・実務報告
白川 勝信(2007)地域の自然が博物館: フィールドミュージアムの活動 (< 連載 3> 博物館と生態学 (4)).日本生態学会誌57:273-276
兼子 伸吾・太田 陽子・白川 勝信・井上 雅仁・堤 道生・渡邊 園子・佐久間 智子・高橋 佳孝(2009)中国5県のRDBを用いた絶滅危惧植物における生育環境の重要性評価の試み(保全情報).保全生態学研究14:119-123
白川 勝信(2011)地域博物館から地域生物多様性センターへ (< 連載 2> 博物館と生態学 (15)). 日本生態学会誌61:113-117
白川 勝信(2016)里山のめぐみと生態系を取り戻す [芸北せどやま再生事業](里地里山を考える).國立公園.
白川 勝信(2018)芸北せどやま再生事業がもたらすエネルギー流通と地域経済の変化.森林環境2018:99-108.森林文化協会.
白川 勝信・志賀 誠治(2019)環境保全に取り組む市民団体の現状と再編.日本生態学会誌6:45-51
Yoko Ohta, Michio Tsutsumi, Sonoko Watanebe, Masahito Inoue, Katsunobu Shirakawa, Masashi Yokogawa, Tomoko Sakuma, Mitsuru Toma, Yoshitaka Takahashi (2021) Changes in the distribution of grassland in the twentieth century in the Chugoku region of western Japan. Landscape and Ecological Engineering, 18:125–130
著書
白川 勝信 (著), 関 太郎 (監修) (2009)花だより.白暮団; 128ページ
鎌田 磨人・白川 勝信・中越信和(2014)エコロジー講座7 里山のこれまでとこれから.73pp.日本生態学会.
データベース
Akira Noda, Yoko Ohta, Hiroko Yokota, Masahito Inoue, Katsunobu Shirakawa, Taiki Masui, Yoshitaka Takahashi, Jun Nishihiro(2023)Database of Japanese semi-natural grassland flora, ECOLOGICAL RESEARCH.
Shirakawa K, Ikeda S (2020). Insect specimens of Natural Museum of Geihoku. National Museum of Nature and Science, Japan. Occurrence dataset https://doi.org/10.15468/tcgq4n accessed via GBIF.org on 2021-01-07. GBIF—the Global Biodiversity Information Facility—is an international network and data infrastructure funded by the world's governments and aimed at providing anyone, anywhere, open access to data about all types of life on Earth.
地域の生物多様性およびその保全に関する論文・短報・調査研究報告
井上雅仁・高橋佳孝・白川 勝信(2008)三瓶の草原はなぜ大切か?--絶滅危惧植物からみた山陰地方の草原の重要性評価- 島根県立三瓶自然館研究報告, 2008
亀山 慶晃・白川 勝信(2009)ミツガシワ (Menyannthes trifoliata) の性的二型.島根県立三瓶自然館研究報告,
大塚 泰介・有田 重彦・白川 勝信(2015)八幡湿原の珪藻と水質.高原の自然史 16,1-11
佐久間 智子・白川 勝信(2008)雲月山火入れ草地の維管束植物.高原の自然史13:11-33
白川 勝信・中越 信和(1998)広島県芸北町千町原の湿地植生.高原の自然史3 ,39~55.
白川 勝信・中越信和(1999)広島県芸北町長者原湿原の植生.高原の自然史4:1-15
白川 勝信・中越 信和(2001)県立もみのき森林公園さくらの森付近の湿原植生.高原の自然史,
白川 勝信・上野 吉雄(2008)広島県臥竜山麓の放棄牧草地における鳥類の環境選択.高原の自然史 13,65―81.
白川 勝信・2 上野 吉雄(2023)広島県北広島町におけるクロバナヒキオコシの初記録.高原の自然史23,1-2.
白川 勝信・堤 道生・高橋 佳孝・太田 陽子・下杉 孝・河野 弥生(2015)広島県北広島町溝口地区の背戸山における刈取り草地の植物.高原の自然史 16,71-78.
高橋 佳孝・井上 雅仁・白川 勝信(2011)西日本における半自然草地生態系と人間への福利に関する現状と傾向 島根県立三瓶自然館研究報告, –
上野 吉雄・森 春彦・小柴 正記・藤原 俊二・吉野 由紀夫・白川 勝信(2008)広島県臥竜山麓におけるホオジロ科鳥類 3 種の生息環境選択.高原の自然史 13,53―63.
上野 吉雄・佐久間智子・白川 勝信・小宮 啓吾(2009)広島県臥竜山麓におけるミズラモグラ Euroscaptor mizura 生息地の植生.高原の自然史 [ 短報 ] 14,77―81.
上野 吉雄・若本 啓二・佐久間 智子・白川 勝信(2009)広島県北広島町におけるヤイロチョウ Pitta brachyura 生息地の植生.高原の自然史 14,51―59.
上野 吉雄・宮庄 秀雄・白川 勝信(2018)広島県北広島町大朝地域におけるコウノトリの採餌場所とねぐら 高原の自然史 18,35-38
上野 吉雄 ・前田 芙紗・浄謙 彰文・暮町 昌保・中島 康弘・松田 賢・近藤 紘史 ・河野 弥生・白川 勝信・原 竜也(2019)広島県北広島町における巣箱設置によるブッポウソウ保護の試み.高原の自然史19:1-4
渡邉 園子・和田 秀次・大竹 邦暁・山場 淳史・白川 勝信・中越 信和(2003)芸北町八幡地区の植生.高原の自然史8,1~14.
山場 淳史・白川 勝信(2007)草地保全活動に伴う木質系バイオマスによる堆肥生産試験.高原の自然史 12,85―97.
吉野 由紀夫・白川 勝信・小宮啓吾(2007)広島県臥龍山麓の維管束植物.高原の自然史 12,11―35.
吉野 由紀夫・白川 勝信(2005)広島県臥竜山麓の放牧跡地に発達した植生.高原の自然史10・11,1~21.
その他
白川 勝信(2007)芸北 草地シンポジウム 草地がつなぐ人・文化・いのち−シンポジウムと千町原保全活動の記録.高原の自然史 12,99―125.
兼子 伸吾・横川 昌史・白川 勝信・井上 雅仁・高橋 佳孝(2013)第 120 回日本森林学会イブニングセミナー「里地里山の森と草原−半自然草原の現状とその保全・再生に向けて−」発表報告.高原の自然史15,107-112.