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メキシコの博物館 は時々 お茶目な展示品が紛れ込んでいる。

現在、メキシコの博物館•美術館は全て閉館中。昨年年末に仕事を辞める決意をし、3月末での退職は決まっていましたが、退職前に外出自粛になりました。おかげで、4月から2ヶ月は博物館三昧の予定が、まったく叶わないままです。

遺跡や博物館を見てまわることは好きですが、詳しく掘り下げて見たりはしません。(なので、解説している記事ではありません。)

まず、去年9月に行った Templo mayor 博物館でわたしの心を鷲掴みにした物を紹介します。スペイン語では”テンプロ マジョール”遺跡はメキシコの街中にドドンとあります。入場しなくても少しは見ることができる 遺跡。そして、発掘品を展示している博物館があります。(博物館は有料エリア)

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この様な、博物館らしい貴重な展示品並べられています。そんな、発掘品を見ながら、この時代に思いをはせる事が好きです。

色々見て回る中で、一ヶ所、無視できない展示品が…。

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おばけ?

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これはひときわ大きく、黒曜石だからか一番丁寧に飾られていました。

石器のナイフ…だそうです。

もちろん石器と聞くとイメージできる範囲のシンプルな物もありました。

しかし、かなりの数のナイフに顔が作られています。発掘した物に手を加えたのかも…と解説を探しますが…真相がわかりません。

昔の人が作ったとして思いを馳せます…。どうしても、小学生が図工の課題としてつからされたものが大量に発掘されたイメージしかできませんでした。

儀式用なんでしょうか?

次は民芸品博物館のもの。こちらの博物館もメキシコシティにあります。近代の手工芸品が展示されています。

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ポージングのセレクトが独特。(だから 展示する価値があるのでしょうか?)

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あえて選ぶ壺の柄がユニークすぎる。

正面一番下に体育座りしてる人が!!ここを正面に飾るあたり… 狙っているとしかおもえません。

最後に、メキシコが誇る博物館。

国立人類博物館!!

ここに来ればメキシコ全土の遺跡、発掘品が見られます。

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なんの目的で作られたかわかりません。

真剣に見て歩く中で、いろいろな展示にまざり、いきなり目に入ってきましたが、あまりにも他と印象が違うので、笑ってしまいました。

間違いなく当時も躍動感ある斬新なデザインだったと思います。そして、お茶目ですよね。

メキシコはアートにあふれる街。自由な発想は昔からあったのでしょう。

早く、博物館や美術館が開くといいなぁ。

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