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叱っていいが、怒ってはいけない

歌って走る人材定着コンサルタントの
ゆっぺと申します😀

私は建設業のお客様の支援をすることが
よく有ります。

zoomを使って社長と打ち合わせを
行っていた時のこと。

人が入ってきてもすぐに辞めてしまう、
というご相談をいただき、

人事制度などの仕組みだけでなく、
部下への声掛けや風土づくりなど、
心理的な側面も考えることが重要、
という話をしていました。

そんな時に、社長が
「あ、部下から電話がかかってきたので
 ちょっと失礼します!」

と言い、電話の操作を始めました。

おそらくzoomをミュート状態にするのを
忘れたのでしょうか。

直後に社長の
「てめぇ、ちゃんと確認しろって言っただろ。
 クズが!」

という怒号が聞こえてきました(-_-;)

さっきまで穏やかだった社長の
突然のキャラ変にドン引きしました..。

「ちゃんと確認しろ」までは良いとしても、
「クズが!」は、やはり刺されたような
痛みを感じると思います。

ここで「叱る」と「怒る」の違いに触れますが、
叱ると怒るの最大の違いは、
「誰のためか」という点にあります。

叱るは「相手の」行動を直すことが目的。
「相手のため」の行動なのに対し、

怒るは「自分の」ムカムカを発散する
ことが目的。「自分のため」の行動です。

叱るは理性的、怒るは感情的とも
言えるでしょう。

傍から見れば似ている行動ですが、
内容は明らかに異なりますし、
やられた相手はそれを敏感に感じ取ります。

日々、部下の行動に呆れたり、驚かされたり
することもあると思います。

「俺がこんなに頑張っているのに、あいつらは!」
と、ムカついて仕方がないこともあることでしょう。

ただそんな時こそ度量が試されます。

なんとか”感情の刃”を鞘に納め、
「怒るのではなく叱る」を心がけていきましょう。

本日もお読みいただきありがとうございました。
引き続きよろしくお願いいたします。

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