ランゲージアーツ language Arts(言語技術)ってなに?
「ランゲージアーツ」とは、世界基準の母語教育のことです。私は40年以上生きてきたけど、日本で知ったのは2021年のコロナ禍でした。知ったきっかけは、息子が留学希望でした。日本人はディスカッションが苦手で、意見を持ちにくいと言われています。留学準備中はさまざまな質問が投げかけられ日本の代表としてちゃんと準備する必要があります。
そしてそれを伝えるためにまとめなければいけません。
そのためには「言語技術」を学ぶことが大事だとアドバイスをもらったことで、何から準備すべきかが明確になりました。
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まず ランゲージアーツ ってなに?
す。
ランゲージアーツ(言語技術)とは、
「ランゲージアーツ」は、欧米でおこなわれる教育内容で、批判的思考やプレゼンテーション、討論などを身に付ける技術です。
これは、数学の公式を理解するように、言語スキルを磨くことで誰でも使えるようになるものです。ただ、「公式」のように、日本の伝え方が独自であるため、普及が進んでいません。この技術を習得することで、聞く・話す・読む・書くなどの言語スキルを育成し、クリティカルシンキングも身に付けることができます。ただ、「空気を読む」という文化とは異なり、相手に伝える努力をすることが大切とされています。
「聞く」には、ただ黙って聞くのではなく、相手の話をじっくり聴いて、問いを出すような聴き方が必要です。そして、内容をただ鵜呑みにしないことが大切です。
クリティカルリスニングを行うことで、クリティカルシンキングにつながります。アクティブリスニングについては、長く説明することができますが、今回は割愛します。
また、「話す」も、ただ話すのではなく、相手にどのように伝えるかによって話し方が変わります。
「相手に伝える努力をする」ことが大切であり、言葉を尽くして相手に伝えることが必要です。そのためには、「読む」技術を身につけることが必要であり、思考力、想像力、記憶力を育み、高度な想像力を鍛えることができます。
また、「書く」も同様に、誰に向かって何を伝えるか、書き方、読み手は誰か、何を伝えたいのかを明確にして書くことが必要です。以上、「聞く・話す・読む・書く」(言語技術)の一部について取り上げましたが、これらを学ぶことで新たな発見があるかもしれません。言語技術が重要であることは言うまでもありません。
日本の文化である「空気を読む」が、今回の言語技術の逆になるかもしれませんが、このことについて疑問を持つ方もいるかもしれません。異なるコミュニケーション形式なので、日本人としか話さない人や日本でしか暮らさない人には抵抗があるかもしれませんが、次世代の若者、特に海外の人と仕事をする人には必要なスキルです。
三森ゆりか先生は、2004年に文化庁の議事録で、ランゲージアーツの重要性と必要性を述べました。
平成16年(2004年)8月4日(水) 資料はこちら***
ランゲージアーツは、言語技術の世界基準であり、新指導要綱によって日本の教育が変わっていることや偏差値が日本だけのものであることなどを知ることができます。しかし、特定の学校でしか教育されていないという疑問もあります。
【language Artsをしって改めて感じ・考えたこと】
「言語芸術」という分野について改めて感じ、考えることがありました。
子どもたちが「なぜ」と問いかけてくることに対して、答えることの本質を考えさせられました。質問を立てることの大切さを感じました。
大人たちも、話を聞く方法や質問の仕方に気をつけることが大切だと思います。
人生の目的についても、単に〇〇大学を目指すことや偏差値で判断することではなく、本質的な考え方が必要だと思います。周りと比べることをやめて、自分自身が大切に思うことを見つけることが大切です。また、夫婦の対話も大切です。そして、偏差値についても、偏差値は日本だけのものであり、最初の目的と現在の使われ方が違うことも知ることができます。言語芸術を学ぶことによって、新しい見方や考え方が増えていくことを体験しました。私自身も、子どもたちが主体的に取り組めるよう、料理を通じてお伝えしたいと思います。
Cocokitchen Atsuco Iwasa
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