ギネス記録!?人類史上最も多い感染症...実は○○だった
おはこんばんちわ。ココカラジョイです。
↑この挨拶にピンときたアナタは同世代です!笑
いやぁー、なんだか壮大なタイトルを付けてしまいまして、ややプレッシャーを感じているココジョイスタッフでございます(滝汗)
ギギギ…ギネスだと!?人類史上だとぉ!?
タイトルを見て多くの方は新型コロナウイルス感染症(COVID‑19)のことを想像されましたかね。実際、新型コロナが現在では最も感染者数の多い感染症になっていると思われます。
ですが!
今回お伝えするのは新型コロナではありません!
コロナが流行する以前から、ギネス記録に登録されるくらい感染者数が多い身近な感染症があるのです。
感染症というイメージがないかもしれませんが、実はそれは… 真相に迫ります!(←まだ言わんのかい 笑)
○○の正体とは
はい、目次をみてもうおわかりですね。結論から申し上げます。その正体は「歯周病」です。
えぇぇぇぇえー!?と声をあげたアナタ。100点満点のリアクションです。ここからは歯周病について詳しくお話ししていきます。
歯周病とは
2017年の調査ではありますが、日本では約398万人、世界では7億4300万人、歯周病の人がいることが報告されています。
歯周病は歯周病菌が原因で引き起される感染症です。歯周病は歯と歯ぐきのすきまに細菌が侵入することで、歯の周りの歯周組織(歯肉・歯根膜・歯槽骨・セメント質)に炎症が起こり、歯を支える骨などが溶けてしまう病気です。
歯を失う原因として最も多く、約4割が歯周病と言われています。
初期のうちは痛み等を伴わないため、なかなか自覚症状がないことから
サイレントキラーとも呼ばれる怖い病気なんです。
歯周病菌はどこからやってくる
では、歯周病菌はどこからやってきて口腔内に感染するのでしょうか?
大人の口の中には様々な細菌が600種類以上、100億個以上いるといわれています。
一方で生まれたばかりの赤ちゃんの口にはほとんど細菌はいません。細菌の多くは人から人へ、もしくはペットなどを介して口へ移ることが分かっています。
余談ではありますが、最近、人の唾液を介して人から動物へ歯周病が感染しているケースがあることが話題となっています。
親が歯周病であると将来こどもの歯周病リスクが高くなることも報告されています。つまり、私たちは唾液を介して細菌を移しあっているとも言えるかもしれません。
歯周病菌を移す行動
みなさん、こどもにこんなことしていませんか?
自分が使った箸やスプーンでこどもに食べ物を与える
こどもにご飯をあげるときにフーフーして冷ましてあげる
飲み物を飲みまわす
同じお皿やお箸を使って食事をする
こどもへのキス
これらすべての行動がこどもへ歯周病菌を移す原因となります。
その他にキスやペットとのスキンシップ、祖父や祖母が自分の口をつけた箸でこどもに食べ物をあたえることも、こどもへ細菌を移す原因です。
ただ、細菌が移ると直ちに歯周病になることを意味しているわけではありません。歯周病菌は年齢とともに定着していくことが知られています。
歯周病菌の定着
小さい頃は歯周病菌が定着し難く、年齢とともに定着していき大学生頃には病原性の強い歯周病が定着する環境が出来上がっています。
口の中の細菌をゼロにすることは無理ですが、歯周病にならないためには歯周病菌が増えないように、こどもの頃から歯磨きの習慣を身に着けたり、丁寧な歯磨きを行うことがとても大切です。
そして、家族みんなで口のケアを意識し、口の中を清潔にすることがなにより大切です。そうすることで、先にお伝えした ”こどもへ細菌がうつるリスク” も減らすことができます。
自分の口の中を清潔に保つことが自分のためだけではなく、大切なこどもの口の健康を守ることにもつながるのです。
歯周病との闘い
前置きが長くなりましたが、実はここからが本題です。(えっ!?ここまで前置きだったの!?)
35歳以上の8割は何らかの歯周病症状があると言われている世の中です。そんな中高年である私たちはどのように歯周病を予防し(と闘う)たらよいでしょうか?
そんなことは知ってるよと思われるかもしれませんが、予防に本当に大切な事を3つ記載しました。今一度ご自身が出来ているか振り返ってみてください。
◎ セルフケア
◎ 歯周病のリスク因子を避ける
◎ 歯科医院での定期健診とプロフェッショナルケア
少し長くなってしましましたので、次回の記事で一つ一つ詳しく説明していきますので、一緒に口の中からイケてる中高年を目指しましょう。
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