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トラックの日 トラックドライバーの職業病

10月9日は「トラックの日」です! 皆さん、ご存知でしたでしょうか?
日本の国内貨物輸送量の47億トンものうち、9割をトラック輸送が占めているそうです(全日本トラック協会より)。つまり、日本の基幹産業として私たちの生活と日本の経済を支えるライフラインの役割と言えます!

そんなトラック運送業の働きを多くの方に知ってもらうために10月9日を「トラックの日」に制定したそうです。

トラックの日啓発ポスター(全日本トラック協会)

日夜、私たちの生活を豊かにするために、物流を動かしているドライバーの皆さまに感謝いたします。

トラックドライバーの職業病

今回は、トラックドライバーさんたちが元気に、いきいきと働くことができるよう、トラックドライバーの職業病について語らせていただこうと思います。

2024年4月に働き方改革関連法の改訂に伴い、時間外労働の上限規制がなされたとはいえ、トラックドライバーの方々は比較的長時間にわたり、トラックのシートに座り運転しています。
長時間にわたる座位姿勢は、腰椎の椎間板の内圧を高め、腰への関節または筋肉にかなりの負担となります。さらに運転時の振動が加わると余計に腰への負担がくると考えらます。

ちなみに真っ直ぐに立っている時の椎間板の内圧を1とすると、座位では1.4倍、前傾した座位姿勢になると1.8倍程度に内圧が高まると言われています。

運転時の姿勢による腰への負担に加えて、荷物の積み下ろしで、腰に負担を生じることも多々あります。

つまりトラックドライバーさんにおいて、腰痛は付き物と言っても過言ではありません。
陸上貨物運送事業の腰痛発生率(死傷年千人率)は全業種平均(0.1)を大幅に上回る0.41であり、約4倍の発生率であると報告されています(厚生労働省)。

職業病対策

対策としては、適度に休憩をとることはもちろんのこと、ストレッチなどの体操を行ったり、腰ベルトやコルセットの着用の他、正しい作業姿勢や座席シートの背もたれの工夫が必要であると考えます(労働者健康安全機構:運輸系企業のドライバーの腰痛予防の指導方法)。

特に長い時間かかわるシートに座った際の対応は重要であると考えます。

そこで株式会社LocoXは、有限会社スワコーポレーションさんと一緒になって、ドライバー専用の姿勢サポートクッションを制作しました!

その名も『ドライバーズすわりんPRO』です!!!

ドライバーズすわりんPRO(デニム・ブルー)
ドライバーズすわりんPRO使用イメージ


ドライバーズすわりんPRO内部構造

ドライバーズすわりんPROは、硬さの違うウレタンを組合せ快適な座り心地を築き、運転時にシートから腰背部に加わる振動を軽減、さらに特殊形態により脊柱のカーブを自然に支えるとともにシートと身体の隙間を埋め、良い姿勢を保ち、腰背部の筋肉や関節への負担を軽減するように設計しています。

日頃のトラックドライバーさんへの感謝の意を込め、10月9日のトラックの日に合わせて、「ドライバーズすわりんPRO」をクラウドファンディングにてリリースしました!

右のリンクより、チェックしてください! CAMP FIREへ

この商品によって、多くのトラックドライバーさんの腰への負担が軽減されることを願っています。

いつもお仕事ありがとうございます!

株式会社LocoX(ロコエックス)
代表取締役 丸谷康平