3度目のこもり修行@ディアパーク僧院(プラムヴィレッジ)
3度目の雨安居(うあんご)、3度目の正直となるか。
今日から、カリフォルニアのディアパーク僧院にお世話になる。
ディアパークは、2021年12月末から2022年2月頭、そして2023年の4−5月に1ヶ月滞在したことがある。
山のなかにあり、ハイキングルートがたくさん。
自然とともにあることを楽しめる場所。
今年はここで雨安居のプラクティスをすることになった。
雨安居とは
雨安居とは、ブッダの時代から続くおこもりの修行。
2021年、2022年にフランスのプラムヴィレッジで雨安居を体験した。
3度目の今回は、カリフォルニアはサンディエゴにあるディアパーク僧院。
Great Hidden Mountain, 大隠山とでもいうのか、自然を楽しむことのできる僧侶たちの修行場でありマインドフルネス・プラクティスセンター。
今、わたしがもっとも尊敬する僧侶の方たちがいる。
彼らのエネルギーに直接触れたい、というのが今回の目的だ。
今後、またいつ行くことができるかは分からない。
今回限りのつもりで、一瞬一瞬を大切に過ごしたい。
雨安居ってこんなもの、というイメージはある。
でも、分かったふりをしないで、ビギナーズマインド(初心)で。
ロスからディアパークへ
実は今ロスの空港に着いたところで、シャトルバスを待つ間にこれを書いている。
アメリカは最初に着いた空港で入国審査があり、なかなか時間がかかる。以前そのために乗り継ぎ便を逃してしまったことがあった。
調べると、ロスからサンディエゴまでシャトルバスがあったので、今回はサンディエゴ空港ではなく、ロスに降りることにした。もちろん乗り継ぎがないので航空券も安い。
実は、僧院の近くに停車場があると勘違いして、これを予約してしまったのだが、結局シャトルバスから電車に乗り継ぐことになった。
シャトルバスの始発は9:45。あと2時間もある。こんなことなら全部電車で行けばよかったのか。無事に辿り着くのだろうか。
今回は、出発前に思い通りに行かないことが連発。
まあどれもわたしの不注意や怠慢からきているのだけど。
入国審査
ちなみに、長期滞在をもくろむわたしへの入国審査は厳しめ。
わたしは2年前にB1B2ビザ(観光)をとっていて、これは一度に最大半年間、10年の間有効というもの(と思う)。
でも、実際に何日滞在できるかは、到着地での入国審査次第。
帰りの飛行機の領収証、僧院からのレターも差し出してみる。
4ヶ月もいたい? 目的は?
>僧院でのプラクティスです。
何をプラクティスするのか?
>仏教です。
前回2023年には半年いたけど目的はなに?
>同じです。僧院でのプラクティスです。
なんだかあきれた顔をされたような気がするが、僧院のシスターに書いてもらったレターが功を奏したのか、All is setといって解放された。
とはいえ、何日もらえたのかわかるのは、一週間後。オンラインで確認することになる。
ちなみに、この間2回、「現金はいくら持ってるか?」ときかれて、あれ、さっきも聞いたのに忘れたのかな?と思ったけど、そういえばあえて同じ質問を何度かするというのを聞いたことがあったのを思い出した。
入国審査では、移住しようとしていないか、働こうとしていないかが確認のポイントなのだと思う。(あってる?)
だから現金をいくら持っているかはその目安になるのかもしれない。
今回の雨安居でやりたいこと
・毎日、坐禅前に体操と大地に触れる瞑想をする
(2021年は体操のみ、2022年は体操と大地に触れる瞑想を毎日した)
・膝の痛みをなくすこと
(内股で生きてきたひずみが急にきた。うーん老いとどう生きるか。動画を見まくっていろいろマッサージをしたらだいぶよくなった。せっかくDPにいるんだからハイキングをしたい!)
・毎週noteを書くこと
・尊敬する僧侶の方たちの日本向けの勉強会、トークを開催する
などなど。
おこもり修行は、基本的に外界とはあまり接触せず、情報もできるだけ遮断して過ごす。ディアパークではWi-Fiもない。
今回は、週に一度くらいを目標に、noteに書いていきたいと思う。
というか、7−9月のベトナム旅のマガジンも未完のままだけど、並行して書いていけるといいなっと。
カバー写真は、ディアパークの朝。あまりに美しい朝焼けの山とストゥーパ。
3度目の正直、と何気なく書いてみたけど、正直ってなんだろう。
続きます。