教育費はいくらかかるのか?〜役立つ教養〜
こんにちは
皆さんの中にも、高校や大学に通って社会に出ている、あるいは現在在学中の人たちもいるかもしれません。
しかし、自分が通っていた学校や受けてきた教育にどれくらいのお金が掛かっていたのかを詳しく知らない人は多いのではないでしょうか。
今回は日本の教育にかかるお金がパターン別にいくらかかるかを簡単に解説し、教育費を貯めるために重要なことを紹介していこうと思います。
1.パターン別 小学校入学〜大学卒業にかかる費用
→まずは平均してどれくらい教育費にかかるのかを、9パターンに細かく分けて説明していこうと思います。
*授業料、入学金、諸経費などを含めた費用
①ずっと国公立
小学(211万円)+中学(161万円)+高校(154万円)+大学(282万円)
→合計808万円
②高校のみ私立
小学(211万円)+中学(161万円)+高校(315万円)+大学(282万円)
→合計969万円
③高校から私立(私立文系大学)
小学(211万円)+中学(161万円)+高校(315万円)+大学(487万円)
→合計1174万円
④高校から私立(私立理系大学)
小学(211万円)+中学(161万円)+高校(315万円)+大学(646万円)
→合計1333万円
⑤中学から私立(私立文系大学)
小学(211万円)+中学(430万円)+高校(315万円)+大学(487万円)
→合計1443万円
⑥中学から私立(私立理系大学)
小学(211万円)+中学(430万円)+高校(315万円)+大学(646万円)
→合計1602万円
⑦ずっと私立(私立文系大学)
小学(999万円)+中学(430万円)+高校(315万円)+大学(487万円)
→合計2231万円
⑧ずっと私立(私立理系大学)
小学(999万円)+中学(430万円)+高校(315万円)+大学(646万円)
→合計2390万円
⑨中高だけ私立
小学(211万円)+中学(430万円)+高校(315万円)+大学(282万円)
→合計1238万円
このように、私立を一度挟むか挟まないかだけでも明かに合計金額が変わるのかがわかると思います。
また、いつが金銭的に苦しい時期なのかを金額の内訳を見て考えると、
私立の中学に入学する時が一番きついことがわかると思います。
理由としては、国の支援制度は、保育園や小学校、高校に関するものは充実していますが、中学に関してはほとんどないのです。
2.いつ教育資金を貯めるべき?
→小学校高学年くらいから習い事に通うケースが増えてくるため、
3歳から10歳くらいまでが1度目の貯金時期になると思われます。
特に私立中学に通わせる予定があるなら、なおさらその間が大事になってきます。
次に貯金をするのは中学1年生〜高校2年生までです。
この間に私立理系にも行けるように約640万円の半分の320万円を貯めておくことが理想と言われています。
高校2年生までに貯めておくべき理由は、3年生時に前倒しで入学金が発生するため、そのことも考えると大学費用の半分は最低でも貯めているのが理想です。
3.どうやって貯める?
最後に具体的にどのように貯金を貯めるのかを簡単に解説していこうと思います。
①児童手当を貯める
→児童手当とは、0歳から中学を卒業するまで毎月国と自治体から支給されるお金です。
子供の年齢によって金額が変動しますが、それを全て貯蓄すれば、
約200万円になります。
②毎月給料日に自動振替で定額を貯金していく
→貯金は基本的に堅実にしていく物なので、やはり給料分からコツコツ貯金していくことは必須です。
そこで、余ったお金を貯金に回す人は多いですが、それでは大抵は途中で貯めることを諦めてしまうので、給料日に自動で貯金口座に振り替えるようにしておくことをお勧めしています。
③積立nisaを行う
→①②で堅実な貯金をしていき、プラスαで積立nisaで資産を増やしていけば、かなり効率的に教育資金を確保できると思います。
貯金は確実に貯まるメリットがありますが、金利が低い現代では大きく増えることはありません。
そこで、積立nisaを利用してお金を増やす手法も使うことで、堅実な貯金と合わせると一気に教育資金を楽にできるはずです。
今回は子供の教育費について解説してきました。
まだ私と一緒で独身の方たちも、教育費について事前に知識を持っておけば、結婚して子供が生まれる際に悩まずに将来のお金の設計をできるようになるのでぜひ今のうちに勉強して見てください。
皆さんにとって今回の話が少しでも有益な物になれば幸いです。
ではまた
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