見出し画像

2026年保育の新卒採用、要注意の年!

保育士養成校の最新動向(オンラインセミナー)で2023年における全国の大学・短大の入学者数が大幅に減少していることお伝えしました。

2024年初旬開催のオンラインセミナー

注視すべき20校のうち、2校が募集停止、1校が共学化という結果になっています。学部別にみていくと、入学定員が70%を切っている学部が159校、50%を切っている学部が47校あり、このままいけば、少なくとも50校が数年内に募集停止をするという状況になっています。

地域に養成校が1つしかないエリア、中心的な養成校の学生が大幅減少しているエリアは要注意です。
どの地域も、厳しいと思われますが、セミナー内で、例に上げた地域、青森県八戸市、滋賀県大津市、奈良市、名古屋市(豊明市)、長野県全域は、早めの対策が必要です。

採用において影響が出るのは卒業年度

そして、2024年。
今年は、この10年間でもっとも18歳人口が減少する年度です。今年は入ってから、すでに10校以上の保育士養成校(4大、短大)が募集停止を発表しています。

今年の入学者数の減少が採用に影響出るのは、短大であれば、2026年、4大であれば2028年です。

昨年度末から今年にかけて募集停止を発表した保育士養成校は、2025年度から募集停止になります。そして大半が短大です。その影響が出るのは、2027年です。

ですから、2026~2028年に向けて、相当早めに準備をしておかなければ、かつて東京圏で発生した有効求人倍率60倍という保育士獲得競争が全国的に発生してしまいます。

しかし、準備さえをしっかり行っておけば、全回避とは言わないまでも、半回避くらいはできるのはないでしょうか?

そして、今するべきは、
養成校との関係構築の見直しを含めた、保育士確保における戦略の見直しです。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?