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ペンを持つ勧め
わたしは、左腕が無く右手だけですべてをやらなくては
いけないのですが、書く事が好きで
毎日の感じたことをnoteに書いています。
ふと気付いて、書くという事について考えてみました。
日々、眼にしたものや感じたことをメモにしながら
それをネタに記事を書くのですが、
最近は文字を書く事が極端に減った気がします。
音声認識と言う便利な機能が当たり前に身近にあって
筆記具をもって紙に書くより、PCのキーボードを打つより
楽に話すだけで文字入力ができてしまう。
わたしにとって都合の良いこんなデジタル時代が来ると
昔の人は予知していたのでしょうか?
その流れに逆境するようですが、
考える際や自己理解をする際には文字にする、文字を書く、という事を当たり前に実践したいと思うのです。
あなたもわたしも
「思う」と「考える」は別のものだと思うのです。
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私たちは言葉をイメージで認識するため、なんとなくで
言葉を捉え、なんとなくのまま言葉を使っています。
無意識で使っているとも言えますよね。
無意識の言葉にツッコミを入れていくことで
認識のズレが浮き上がり、自分の思いの輪郭が
ハッキリと浮かび上がってくることに気付きます。
例えば仕事が「辛い」or「好き」という言葉を可視化して、どういうこと?とツッコミを入れ、自分の思いを言葉で
言ってみてください。30分くらいの時間を置いてから
制限なく書きだしてみましょう。あなたの認識は、
最初の理由と同じでしたか?少し最初と違ってましたか?
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『私たちは毎日脳内で「考える直前」までの
作業をしている。だからワンフレーズは心の表面に
出てくるが、なぜ?ときかれると、よくわからない。』
岡田 斗司夫
誰でも深堀りすると、この言葉にあてはまりませんか?
頭の中で考えて言葉に出している。この何気ない作業も
文字にして書くことは思いを可視化し、
ちらばった思いの複雑思考を少しずつ単純化し、
一本にまとめていくことができるのです。
一本化するということは自己理解です。
そして文字にするアウトプットとなり、脳と潜在意識へ
刺激を与え、その思いは自分の中に定着していきます。
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心理療法の中には、制限なく自分の思ったこと、
感じたことを、ただ書き出すという方法があり、
効果はメンタルの安定やストレスの解消として現れます。
この事から得られる事実は
書くということは、どの時代においても最強のツール。
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書く習慣を取り入れたとき、その習慣はあなたの脳の
知識の書庫に深くプラスされるものの多さを感じさせて
くれるはずです。
書く事を面倒がらずに実践していくことで
得られる宝箱はとても大きい箱だと
気付く日がきっとくると信じます。
岡田 斗司夫(おかだ としお 1958年 )は、
日本 の プロデューサー ・ 評論家 ・ 文筆家 ・ 実業家 ・
企画者 ・講演者。
クリエイターとしては『トップをねらえ!』の原作・脚本などが有名。
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