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365日

1年365日という月日は
誰にでも平等に与えられるものなのですが、
人によって長く感じたり短く感じたりするという。
どんな行動をしたか、何を経験したかではなく、
何を感じたか、何を思ったかによってその長さには
個人差が生まれるのではないかと思います。

脳は、幸せや喜びを感じた経験はスッと記憶の引き出しに
納まって行くのに、怒りや悲しみや、不安を感じたことを、
消してしまおう、忘れようと思っても
なかなか消えて無くなりません。

中には、夢にまで見てしまう人や、イライラしてしまう人も
おられるのでは無いですか。

いやな感情を強制的に消して楽になりたいと思うあまり、
手当たり次第そばにいる誰かに話してみたり、
犯人や理由を探す事になってしまう結果にうんざりする。

決してそれが悪いと言っているのではなく、
ずっと繰り返しそれをしていると、
脳がエネルギーを消費してしまい、疲れ切ってしまいます。
それに加えて、人の脳は、2週間に3回同じ事を
思い出していると、忘れられない記憶となって
大脳脂質に張り付いてしまう
という結果になるので、
後に自分を苦しめるトラウマとなってしまうのです。

どうしても人に話さないと気がすまないのであれば、
1度だけ思う存分聞いてもらって、後はもう言わない。
思い出さないという方法をとるように心掛ける事が
いやな記憶を残さない為には良いように思います。

思い煩う事が多かった人が、月日が過ぎるのを
遅く感じるのに対して、1年が早かったなぁと
感じるという人は、あまり辛く思う出来事が
少なかったという証拠なのではないかと思うのです。

私は、今年を振り返って
「今年は楽しい事がどれくらいあった。」
と、楽しんだことを思い返すようにします。
たとえ、嫌な経験をしたとしても、よいのです。
恥をかいたり、失敗をしたとしても大丈夫なのです。
失敗したことも、上手く行った事も「楽しかった。」と
そう言い換えるだけでも、1年が少し充実していた様に
感じられて、全てのことに感謝の気持ちが湧いてきます。

進化論で有名な、チャールズ・ダーウィンの残した、
「生き残る種とは、最も強いものではない。最も賢いものでもない。それは、変化に最も良く適応したものである。」
という言葉は誰もが聞いたことのある言葉ですよね。

いろいろな経験を経て、次に活かす材料にしていけば、
同じ思いをしなくなるのであれば幸せなのです。
そして何より、大きなことや小さな事もチャレンジをして、
今の自分がある事が成功した証明なのですからね。

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