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気付く支援を
人間は基本的に「教えられる」ことを嫌がるものです。
誰だって、誰かに指示されるよりも、自分自身で学び、
気づきたいと思っていますよね。
どんなに正しいことであっても、正論であっても
「あなたのためを思って」と押しつけられると、
受け入れることを、心が拒否してしまう事はあるのです。
正論をぶつけられても、それがいくら正しくても
受け入れたくないのです。
そんな時には、相手を説得するのではなく、
相手が納得する「材料」を提供するのです。
相手が気づくまで、与えて、与えて、与え続けるのです。
やがて、あなたを受け入れ、あなたを信じ、
あなたに質問しようかな?と思う気持ちが出てくるのです。
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その時が来るまで、相手を見守って待ちましょう。
でも「教えて」はいけませんよ。
「気づく」支援をするだけでいいのです。
ビジネスでも同じことが言えますね。
最も大切なのは「相手のニーズを知ること」
相手が本当に必要としているものは何なのか?
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押しつけるのではなく、
相手が求めるものを見つけ、提供できる準備をする。
そして、その行動を通じて「知ってもらい」
「気に入ってもらい」「信頼してもらう」
この流れを作ることが、成功につながるのです。
押し付けじゃなく相手を理解し、共感し、気づきを促す。
最後に一つ、心に留めておきたい言葉を。
「相手を説得するために、正論など持ちだしてはいけない。相手にどのような利益があるかを、話すだけでいい。」
ベンジャミン・フランクリン
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