裁判所の教員の仕事の仕分けを検証してみた②
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労働時間と認めない編
今回は、労働時間と認められなかった方を検証します。
認めなくて良いかな?と思うところと、いや、これ、認めないってある??これ、自発的って言っちゃう??ってことがあります。
本当は全部認めてほしいけど、まぁ、私が自発的と認めても仕方ないと思うかな、というのは◯、これは労働時間にしてよーっていうのは✖️をつけます。
教室の整理整頓 ◯
まぁ、百歩譲って、良いでしょう。
掃除用具の確認 ◯
まぁ、さほど時間がかかるわけでもないので良いでしょう。
落とし物の整理 ◯
これも同様。
教室の点検及び修理 ✖️
いや、これ、やらなきゃまずいでしょ。
しかも、そこそこ面倒だし。
蛍光灯変えたり、机椅子の調整したり、ネジ絞めたり、画鋲の針とか掲示板に残ってないか確かめたり、扇風機やストーブの点検したり。
その他諸々、子どもたちが安全に暮らすために必須です。
外注してくれるならむしろありがたいくらいです。
掲示物のペン入れ △
うーん、子どもはフィードバック欲しいと思うんですけどね。
まぁ、自発的と言えなくもないですね。
作文のペン入れ △
上記と同様です。
教材研究 ✖️
これを勤務時間に入れないってすごいですね。
私たちの仕事って何なんですかね。
自営の人だって、ここも加味して値段決めてると思うんですけどね。
教員って授業のプロなのかと思ってましたが、子守要員なんですかね。
…と、教員のみんなは思ったんじゃないかな。
せめて、1コマ当たり10分くらいは勤務時間とカウントしてくれても良いと思います。
残りは自発的でもいいから。
提出ドリルの内容確認 △
これ、授業準備や教材研究や評価とリンクしてるんですよね…。
どっちでカウントするかですが、ここでカウントしないなら、評価の方か授業準備でカウントしてほしいです。
ちなみに、ドリル1ページ当たり15分くらいはかかります。
ドリル、プリント、小テストの採点 △
上と同様です。
一枚当たり15分くらいはかかるかと。
授業参観の準備 ◯
これは、普段の授業準備と同じ扱いでいいです。
児童の様子を教員で共有するソフトへの記入 ✖️
これ、要りますよね。
共通理解してなかったら、子どもにも保護者にも不都合ありますよね?
保護者への対応 ✖️
これが入らないことにすべての教員が驚いたと思います。
これにどれだけの時間を割いてるか。
しかも、勤務時間外も容赦ないです。
百歩譲って自発的に対応したい案件もありますけど、特別にお金もらっても対応したくない案件もあります。
これが自発的というなら、必要ないと思う保護者対応はすべて無視でいいんですかね?
対応してくれる職員をいただけるなら、その方がむしろありがたいです。
対応したい案件だけでも相当時間割いてますけど、百歩譲って、百歩譲りまくってそれは自発的にしても、これはあり得ないですね。
児童の授業ノートへの添削 △
上記ドリル類と同様です。
1ページ当たり15分ですね、これも。
授業で児童が制作した発表物の添削 △
同様です。
賞状の作成 ◯
これは自発的でしょう。
まとめ
教室の点検、教材研究、保護者対応は少なくとも入れてほしいです。
でも、ここにない仕事ももまだまだあります。
というわけで、③に続きます。