ななみとまおこの楽しい毎日 第七話
ある日、ギネス世界記録に、『世界一サボり魔な銀行員』というものが載りました。その銀行員は、まだ小学生でした。お金の使い方がうまかったので、その才能を見込まれて、とくべつに銀行員になったのです。その小学生は、女性でした。ななみという名前でした。
ある日、ななみの家に、取材が訪れました。あまりにも変人なななみを、テレビ番組に出そうって言うんです。
「いいよっ。なんでも聞いちゃって♪」
ななみは、マスコミにニコニコして言いました。
マスコミは、たずねました。
「毎日欠かさず