ななみとまおこの楽しい毎日 第一話
昔々、あるところにななみという少女がいました。ななみは、小学生のくせに銀行員でした。お金を使うのがとくいだったので、その才能を見込まれて、とくべつに銀行員になったのです。
しかし、ななみは学校でいじめられていました。キモいからです。ななみは、給食中に変なおじさんのマネをしたり、ランドセルにキスしたりしていたのです。
はじめのいじめは、陰で悪口を言ったりと、バレづらいものでした。しかし、それはいずれ、本格的ないじめに変わります。とてつもなく、性格が悪く、しかもななみを酷く恨む、転校生が来たのです。
その転校生は、はじめは、ふつうに見えました。
「私の名前は、まおこ。よろしく。」
転校生は、ふつうに自己紹介しました。
しかし、このあとすぐに、まおこの化けの皮ははがれます。
数秒後、クラスメート全員が、まおこはヤバイやつだと思います。
なぜかというと、まおこはこのあと、いきなりライフルをポケットから取り出し、それを生徒に向けたのです。
生徒全員がビビる中、まおこは静かに言いました。
「これから私に逆らう奴は容赦なく殺すから、そのつもりで。」
すると、生徒ほぼ全員が、こおりつきました。しかし、後ろの方
でロックを踊っていたななみは、
「まあまあ、そういきりたたなくてもいいじゃんっ♪」
と、まおこににこにこと、言いました。
クラス中に、つめたい空気が流れました。
まおこの脳に、ななみが敵として、登録されました。
それでも、ななみはロックを踊り続けました。
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