#30 手術する恐怖としない恐怖
術前から思っていた事
声門閉鎖術+永久気管孔の手術をして思った事…
いや
する前からずっと思っていた事…
私は手術を決断するのに約1年の時間が必要でした。
でも流石に医師から呼吸機能の低下や痰の吸引、窒息の話が出て、もうタイムアウトだな〜思いました。
術後の恐怖
手術をしたら声を失うことになります。
それは私の意思を伝える事はICTの力や透明文字盤などの力を借りなければコミュニケーションが取れないという事を意味しています。
今ならやってほしい時に「○○してー」と私は相手を見ていても、相手が何かしていても通じるけど、術後はそうはいかない…
私が音を鳴らして、相手にこっちを注目してもらい指伝話や、透明文字盤、視線入力装置のどれかでコミュニケーションをします。
声が出るって幸せだ
声が出たらどんなに楽なんだろう…
今は面倒なコミュニケーション方法を使わなければ、私の意思は伝わりません。
自分の意思が伝わらない世界は残酷すぎます。
でも手術をしないで苦しいまま生きる覚悟は私にはありません。
じゃあ!コミュニケーション方法を上手になってやろう!
伝えたいと思ってずっと伝え続けよう。
分からないけど伝わるかもしれない。
伝わったらラッキーくらいな気持ちでいよう!と今は思っています。