運動会でビリを目指した息子がマラソン大会へ
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小学三年の息子、先月の運動会で「ビリを目指す!」と宣言し、冗談かと思ったら、本番で本当にビリを目指していました😢
やる気なさそうに、手をダランと下げて、歩くと走るの中間くらいのテコテコ走り。ビリから二番目を走っていましたが、「抜かしてよー」と言わんばかりに後ろを振り返り振り返りして、テコテコ。
で、結果は、6人中5位だったのですが。
順位はいいんです。何位でも。ただ、頑張って子育てしてきたのに、なぜ息子が「運動会で無気力な子ども」に育ってしまったのか、とそのことが、ただただ悲しい。そんな先月の運動会でした。
そして月も変わり、そんな心の傷も少しずつ癒えつつある中、先日、息子の口から、予想もしなかった言葉が飛び出しました。
「ねえお母さん、僕、市のマラソン大会に出たい」
ええー?! なんでなんで?
私「どうしたの?急に」
息子「僕ね、自分の力を試したいんだ」
私「……確かに自分の力を試すのはいいことだと思うよ。でもなぜマラソン?」
息子「いいじゃん、別に。でさ、参加するからには、1位を目指したいんだ」
なんだろう。別に1位を目指すのは悪いことではない。そうなのだけれど、学校の運動会ではビリを目指して、市のマラソン大会では優勝を目指すって、どういうことなのか。子育てというものはつくづく、予期せぬことの連続だと思わずにはいられない。
優勝を夢見る息子は、
「朝早く起きて近所をジョギングするんだ。夕食後も近所をジョギングするんだ。そして寝る前はストレッチして寝る。そんな毎日を送りたい。絶対にやるんだ。自分の力を試したいんだ」と、楽しそうに語っている。
ちなみに、今日がマラソン大会の申し込み締切日。
本当に申し込んでいいのか、何度も確認したが、冗談ではなくどうやら本気らしく、真剣な顔で「いいから申し込んで」と言われたため、頭の中ははてなマークだらけながらも、申し込んでしまいました。
私にとってマラソンと言えば、学校で無理やり走らされた辛い記憶しかない。長距離を走りながら、「なんでこんなことしなくてはいけないのか」といつも思っていた。
市民マラソン大会があるのは知ってはいたが、私にとっては、一生縁のないイベントだと思っていた。
だから、正直実感が湧かない。
でもね、
「走らされる」のはイヤだけれど、「走りたくて走る」のなら頑張れる。
という息子の気持ちは、なんとなく分からないでもない。
まあ人間って、やれと言われたらやりたくなくなる生き物ではあるよね。
ともかく、運動会でわざとチンタラ走っていたとしても、息子は、何もかもに対して無気力なわけなのではないと分かって、ホッとしている。
順位なんか何位でもいいよ。頑張る気持ちと頑張る姿が見られたら、それだけでも十分嬉しいよ!
さて、息子が夢見るように語る「優勝を目指すための厳しいトレーニング」いつから始めるのでしょうかね(笑)
毎日欠かさずとは言わないけれど、せめて今月、トレーニングデビューできたらいいね。運動会は本気で走ってもビリになるくらい運動音痴の私ですが、思いきって、息子と一緒にジョギングしちゃおうかな。自分で決めたことなら楽しめるのかな。かもしれないな。
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