アメリカでコロナになった話 ~アメリカのリアルな医療処置~
先日、アメリカの地(コロラド在住)でコロナウィルスに感染しました。
身体が感じる明らかな「異常感」、休息をとっても快方に向かわない「違和感」、普通の風邪とは違う身体の痛みや胸の不快感などの症状や、
アメリカの医療のことなど、もしご参考になりましたら幸いです!
ちなみに、私はファイザーのワクチンを2回打っています。
■発症1日目(8/26)
早朝、体調が明らかにおかしいと気が付く。
その日の予定をすべてキャンセルし横になる。
少しして体温を測ると39.2℃まで上昇。
なるべく水分をとりながら、アスピリンを摂取限度の6時間毎に飲んで睡眠をとる。
症状は、通常の高熱の時と同じで、寒気・全身の痛み。
ただ、痛みのレベルがかなり強かったです。
食欲は全くなく、クラッカー2枚しか食べられませんでした。
■発症2日目(8/27)
発症1日目と変わらず、高熱・寒気・全身のひどい痛み。
アスピリンを飲みながら睡眠をとる。
食欲は全くなく、チキンスープをほんの少しすすっただけ。
コロナの検査をするが、結果は「陰性」。
■発症3日目(8/28)
アスピリンは飲まなくても過ごせるようになったが、熱は微熱~38.5℃くらいを行ったり来たり。
なんとなく胸の痛みを感じるのと、痰のからまない乾いたセキがでる。引き続き、身体の痛みも残っている。
熱は少し下がっても、身体のひどいだるさと強烈な睡魔で、またしてもほぼ1日寝て過ごす。
食欲は全くなく、昼と夜にほんの少しスープをすすっただけ。
■発症4日目(8/29)
朝、熱は平熱まで下がっていたが、午後になってまた37.6℃まで上昇。
身体のひどいだるさと強烈な睡魔で、またしてもほぼ1日寝て過ごす。
引き続き、胸の痛み、痰のからまない乾いたセキ、身体の痛みがある。
この日の夕方、丸4日間睡眠をとり続けているのに、熱は上がったり下がったりしているし、他の症状も改善されず、まだ風邪の引き始めのような寒気があることに、明らかにおかしいなと感じ、病院を受診する。
インフルエンザとコロナの検査を受け、コロナ「陽性」と判明。
この時点では、PAXLOVIDという薬を飲むにはもう少し手遅れな状態。
なので、万が一呼吸が苦しくなった時のために肺を広げる薬のみをもらい自宅療養を再開。
食欲は全くなく、昼と夜にほんの少しおかゆを食べただけ。
■発症5日目(8/30)
熱は、ほぼ平熱の状態でキープ。
発症後初めて、日中に起きていることができた。
けれど、身体の強烈なだるさ・乾いたセキ・少々の身体の痛みは依然として改善されず。
また、ものすごく疲れやすくなってしまっていて、身体を動かすことはもちろん、パソコンに向かうことすらできない状態。
関係ないかもしれないけれど、突然鼻血が出る。
食欲は全くなく、昼と夜にほんの少しおかゆを食べただけ。
■発症6日目(8/31)
発症後初めて、良くなってきたなと感じられる。
熱は平熱をキープ。
発症後初めてお風呂に入ることができた(こ、こわすぎる)。
そして、全然食べていないはずなのにお腹をひどく下す。
(そういえば、ワクチン接種した際もお腹をひどく下した記憶が…)
少しの掃除、両親とのビデオ通話、パソコンでの作業を少しだけできるように。
症状は、乾いたセキと、くしゃみ、身体のだるさ、疲れやすさ。
また、ここへきて突如味覚の違和感が… 味が薄いと感じる。
■発症7日目(9/1)
発症後、初めて通常に近い1日を過ごせる。
症状は、乾いたセキと、くしゃみ、身体のだるさ、疲れやすさ。
鼻声で痰が出る、とにかくすぐに疲れる。
味覚の違和感。
また、何日間もまともに食事をとれなかったことで、胃腸が弱っている感じ。
この日の夜、検査キットで自宅でテストをするが、結果はまだ「陽性」。
■発症8日目(9/2)
引き続き、外出はできないが、通常に近い1日を過ごせる。
発症8日目になっても、身体の疲れやすさはひどく、12時間ぶっ通しで眠ってAM11時頃に目が覚める。
身体の疲れやすさ以外の症状は落ち着いてきたが、引き続き味覚の違和感が残る。
みそ汁など、普段作っている食事を作っても、美味しくできているのかよくわからない。
■発症9日目(9/3)
発症後初めて、外出。(人に触れないようにマスクをして)愛犬の15分程度の散歩に行く。
引き続き、身体が疲れやすく長時間の睡眠が必要だが、発症前と変わりない1日を過ごすことができる。
料理をしていて、味覚の違和感を感じなかった。
この日の夜、検査キットで自宅でテストをし、結果は「陰性」。
<おわりに>
私の場合は、最初に受けたテストで「陰性」だったので、コロナウィルスではないと確信して療養していましたが、それでも「何かがおかしい」と身体が感じる言語化できない「異常さ」を感じ、症状発症4日目に病院で受診しました。
ですので、症状発症時のテストの結果が陰性でも、油断せず周りの人への配慮を忘れずに過ごすことが大切だと思います。
「健康な身体でいられるだけで、本当に幸せなことなんだ」ということを忘れずに、感謝の気持ちとともに日々を大切に生きたいものですね。
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