自分なりの「切り替えスイッチ」を持っておく
心が繊細だったり感受性が強かったりすると、
気持ちが落ち込んだり、ザワザワしたり、ネガティブになってしまう時が、結構多かったりしませんか?
例えば…
・何か嫌なことがあった時
・ミスしてしまった時
・余計なこと言ってしまったかな?
・人と比べて自分を卑下してしまう時
そんな時、なかなかその気持ちから抜け出せなかったり、考え続けて余計にネガティブになったり…
■「ネガティブな妄想癖」に気付くと、落ち込む回数が減る
ちょっと余談ですが、ある心理学者の方がおっしゃっていたのですが、ネガティブな人や落ち込みやすい人は、「悪い方に妄想する癖がある」そうです。
私もすごくネガティブで、それを変えたいと思っていた時にそれを聞いたのですが、
「いや、妄想はしてない。」
とあっさりスルーしていました。
でも、、、
も、妄想してる!
と気づいた瞬間がありました。
例えば、会社でお昼休憩から戻ったら、上司が不機嫌だった。
「もしかして、忙しいからもっと早く戻った方が良かったのかな?私がのんびりお昼休憩とってるから、不機嫌なのかな?」
そう思ったとしたら、これ「妄想」ですよね。
上司は、お昼に奥さんと電話で夫婦喧嘩をしてイライラしてるだけかもしれないのに。
もし、私が重大なミスをおかして、不機嫌になったなら、確かに私が原因かもしれない。でも、上記の例の場合、理由がわからないのに、「勝手にネガティブな妄想」をしているわけです。
自分が、勝手に「ネガティブな妄想」をしていると気付けると、落ち込む頻度が減りますよ^^ だって、落ち込む必要ないじゃないですか、ただの妄想なんだから。
■自分なりの「切り替えスイッチ」を持とう
*落ち込まない人は、切り替えが速い
本題に戻りますが、落ち込みやすい人とそうでない人を比べてみると、「切り替え速さ」が決定的な違いの一つにように思います。
私はネガティブで落ちやすいのですが、主人は全然落ち込みません。観察してみると、結構大変なことが起こっても、その瞬間は落ち込むのですが、その後すぐに切り替わっています。
確かに、考えれば考えるほど落ち込むし、ネガティブな妄想は膨らむ一方。
ミスをして、そこから学ぶことは必要かもしれないけれど、その時の嫌な気持ちを引きずるメリットはないですよね。
コミュニケーションの問題なんて、余計なことを言ってしまったかな?とか考えても、その答えなんて自分にはわからないのです。
考えても無駄なこともある。
だったら、その時間をなるべく短くして、楽しいことや生産性のあることにそのエネルギーを向けた方が良い。
だから、「自分なりの切り替えスイッチ」を持つことが大切なのです。
あなたは、どのように考えれば「上手に切り替わる」でしょうか?
・別のことを考える?
・好きな音楽を聴く?
・紙に書いて破る?
*ネガティブな感情を「ロスカット(損切)」する
ちなみに、私の場合は、最高に効果的なスイッチがあります。
「ロスカット」
と考えるのです。そうすると、めちゃくちゃしつこい私の思考が、スカっと切り替わるのです。
「ロスカット(損切)」って、投資(スウィングトレード)をしていた時に学んだ考え方なのですが、めっちゃ簡略化して説明すると、
一度上がると見込んだ株だし、自分が間違っていたと認めがたいし、
いや、もう少し待てば上がるんじゃないか、とロスカットしないでぐずぐずしていると、損がどんどん拡大してくんですよね。
つまり、「今この瞬間、ロスカットするのがベストな現実を創る」のです。
落ち込みや、ネガティブな思考とちょっと似ている気がしませんか?
その感情にしがみついていると、考えれば考えるほど落ち込むし、ネガティブな妄想は膨らむ一方。ロスがどんどん増大していくイメージ。
今、ロスカットするのがベストなのです!
偏屈な私には、この考え方がしっくりきすぎて、落ち込んだりネガティブになったりすると、
「あ、ロスカットだ。」
と心の中で静かにつぶやいて、気持ちを切り替えています。
あなたにしっくりくる「切り替えスイッチ」は、どんなスイッチですか?
そのスイッチをポチっとおして(ロスカットして)、あなたの「心地良い今と未来にエネルギーを向けて」いきましょう♪
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