見出し画像

習い事教室でコーチング活用を勧める理由

今日もお疲れ様です。

皆さんはコーチングとティーチングの違いを知っていますか?
今回はその『コーチング』と『ティーチング』の違いと実際の習い事教室でのコーチング活用についてのお話です。



ティーチングとは?

先生が生徒に対して知識や技術を伝えること。
これは基本的に先生が一方的に生徒に教えるスタイルになります。

学校の授業だったり、習い事などもこの方法が多く取り入れられていますね。
この方法は、先生が持っている知識・技術を正しく確実に生徒に伝えるために有効な方法といえます。

先生と生徒の関係性だけではなく、上司と部下だったり先輩と後輩、家族間でもティーチングが取り入れられている場面が多く見られます。

『正解』を教える・教えてもらうスタイルですね💡


コーチングとは?

先生が生徒に問いかけなどを行うことによって生徒自身で気付きや学びを得るスタイルになります。
これは先生と生徒の間でのコミュニケーションから生まれます。

基本的には先生側が正解を持っている上で、その正解を生徒が気づけるように導く質問をしていきます。

生徒自身で正解を見つけることができるので、
やる気・自発的な行動・能力を引き出すことができるアプローチ方法です。


それぞれのメリット・デメリット


ティーチングのメリット

・正しいことを確実に伝えることができる
・先生や上司など伝える側の都合に合わせられる(指導時間など)
・生徒に人数が多くても同じ内容を伝えられる

デメリット

・先生や上司など伝える側のスキル・経験以上のことを身につけにくい
・正しいことを1度で身につけるのでそれ以上の学習習慣がなくなりやすい
・生徒側が大人数の場合、一人一人の理解度の確認がしづらく差が出る可能性がある

コーチングのメリット

・生徒自身が考え、自律を促すことができる。
・先生や上司など伝える側以上の能力を引き出すことも可能
・コミュニケーションを通して、一人一人の理解度を把握できる
・生徒の成功体験でやる気の向上

デメリット

・指導に時間がかかる
・生徒が大人数の場合の時間配分が難しい
・指導者側のスキルが必要になる



習い事教室でのコーチング活用

ここまで、ティーチングとコーチングのメリットデメリットを紹介してきました。
今までの習い事・学校の授業ではティーチングの使用が多かったのではないかと思います。

その中で、習い事教室でコーチング活用を勧める理由。

やる気・自発的な行動・能力を引き出すことが目指せるから』

コーチングのメリットそのままでありますが、このメリットは習い事教室においてかなり有効なのではないかと感じています。

もちろん、習い事というのは学校では学びきれないことをプラスアルファで学ぶ場所。
ということは先生が持っている正しい知識を確実に生徒に伝えることは必要です。
つまり、ティーチングの要素を全く無しにすることはできません。

いつものティーチングにコーチングをプラスすることで
生徒達は正しい知識を身につけた上で、やる気をもち自発的に取り組む習慣付けができるのです。

そうすることで生徒達は習い事に通っている練習・レッスン時間以外の時間も考え、自分で取り組むことができるようになります。

習い事はどうしても学校のように1日何時間も毎日学習活動をすることが難しいです。
週に数回、1回数時間。
1週間前のお昼ご飯はなんですか?と質問されたらなかなか思い出すのが難しいのと同じように、1週間前の数時間で詰め込んだ知識・技術を習った直後のように実践することは不可能に近いです。

そこでその1週間前の練習・レッスン時間に興味深い内容を学び、
おうちでも練習しよう!とやる気満々で帰宅した場合、
次の練習・レッスン日までにしっかりと覚えている可能性は高いですし、おうちで練習したことで上達している可能性だってあります。

生徒達のやる気を引き出すこと
私はコーチングを活用することで十分に目指せるところであると思います。

これが習い事教室でコーチング活用を勧める理由です。


具体的な取り入れ方法など今後投稿していきたいと思います。

私がコーチングを取り入れるきっかけとなった出来事はこちら↓↓↓




いいなと思ったら応援しよう!