赤ちゃんの鼠蹊ヘルニア
今回は赤ちゃんの鼠蹊ヘルニアについて書きます。
私の個人的な備忘録でもあります。
20:00に3回目の離乳食をあげたあたりから、来月1歳になる息子の様子が変わりました。
息子は基本的に手がかからない子で、泣いていても、
・ミルク ・抱っこ ・オムツ替え
このどれなをすれば必ず泣き止み、ご機嫌になる子です。
今日は20:00頃から泣き始め、ミルクも抱っこもオムツ替えも全て試みましたが、烈火の如く泣き続け、1時間半ほど泣いたところで、離乳食が全て出てしまうくらいの嘔吐をしました。
服も身体も嘔吐物だらけになったので、シャワーを浴びさせました。
基本的にシャワーや入浴は好きな子ですが、今日はお湯をかけたらさらに激しく泣いてしまいました。
体を洗い、浴室からリビングに戻ってオムツを変えていたら、内科医の夫が私の近くに来て、
「鼠蹊部の形がおかしい。多分これ、脱腸してるわ。救急車呼んだ方がいい」と言い一気にパニックに。
すぐに119をしました。身体の震えが止まりませんでした。
救急車到着。すぐに病院に行けるのかと思いきや、子はどこの病院でいつ、何グラムで生まれたのか、出産時に子にトラブルはあったのか、最近の検診で異常はなかったのか、等の問診みたいなものが長々と続き、早く病院に向かってよ!と叫びたい気持ちでした。。。
病院に着いたら、ちいさいベッドに寝かされ3人の医師と1人の看護師に囲まれて息子は人の圧に恐怖を感じたのか、見ていられないくらい大泣き。
消化器内科の先生によるエコーで脱腸が確定し、消化器外科の先生がすぐに来てくれ、手一つですぐに治してくれました。先生の手は神の手だなと思いました。
しかしこれは一時的な措置で、またすぐ同じ状態になるかもしれない為、手術が必要になるそうです。
月曜日に、県内の小児科に強い病院受診予定です。
先生たちが深刻そうにエコーをしてる間、外科の先生が来てくれるのを待つ間、その間絶え間なく泣き叫ぶ息子、
今にも息子の命の火が消えてしまうのでは、と怖くてたまりませんでした。
まだ0歳でこんなトラブルがあるのだから、幼稚園、小学校、中学校、、、と、どんどん色々なことが起こるのだろうなと思います。特に男の子ですし。
世の中のお母さんたちが強い訳がよくわかりました。
ここからは小話。
手術部位が精巣のすぐ横なので、この手術によってこの子は種無しとか不妊になったりしないよね?と、
不妊の私はそこが気になり、すぐ夫に確認。
鼠蹊部と精巣はまた全く違う部位で、全然関係ないと言われて一安心しました。
まずは手術までまた同じことにならないようになるべく無理せず、ゆったりと過ごさせます。