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monacooc
適応障害に来る14時の悪魔。
今日は、母が祖母の水彩教室のお迎えに行くというので、その車に同行した。
お迎えが終了後には、図書館が併設された市役所に行って、読みたい雑誌やら図書やらを借りた。
読みたい本等ないと思っていたけど、図書館に行くとあら不思議。
適当に面白そうな本を持って、貸出コーナーへ向かった。
まだ図書館にいた14時頃。
「ヤツ」がやってきた。頭の中で、試合開始のゴングが鳴る。
ヤツは午前からお昼すぎまでにはやってきて、私の体調を悪くする。
私はまだ「ヤツ」に対抗する術を知らない。
試合開始と共に、頭がズーンと重くなる。そこから思考がぼんやりしてくる。その後、私の思考はどんどんネガティブに引っ張られていく。
できるだけ「ヤツ」に引っ張られないように、ご飯を食べるなり他の何かに熱中するなり、努力する。
それでもいつも勝てず、私の頭と心にはズシンと重い「ヤツ」の投下物によって、神経が滅入るほどに病んでしまう。
いつか勝てる日が来るだろうか。
楽しいと思える時も、心のどこかで「ヤツ」がいつかやってくる不安が常にある。
でも、本当は分かってる。
こうなった原因は、全て私が作り出したもの。
私の頭と心が、「もう限界だから、休ませて」と泣き叫んでるのに、私はそれを許さなかった。
これは、紛れもなく自分の頭と心に無理を強要させ続けた結果だ。
ごめんね。
今私が感じている苦痛は、過去に頭と心が感じていた「苦痛」。
それをあの時に、受け止めてあげられなくて、本当にごめんね。
1年間何度も何度も苦しい想いをさせてしまって、ごめんね。