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有名絵本の世界と、その裏側を覗いてきた アメリカ生活エッセイ#72
みなさんこんにちは✨
私が住んでいるコロラド州デンバーの美術館で、
モーリス・センダックという絵本作家の展示会をしていました。
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モーリス・センダックの代表作は、「かいじゅうたちのいるところ」
子どもの頃、読んだことがある人も多いのではないでしょうか?
この絵本は、40以上の言語に翻訳されて、世界中で愛されています。
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他にも、「まよなかのだいどころ」などが彼の代表作。
私は、「かいじゅうたちのいるところ」も、「まよなかのだいどころ」も、小さい頃に読んで知っていましたが、同じ絵本作家さんの本だったことを、今日知りました。
「かいじゅうたちのいるところ」の展示ブースは、
小さな頃に親しんだ絵本の世界観が広がっていて、私の中の子ども心やワクワク感が、がムクムク蘇ってきました。
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と同時に、大人になった今、作品制作の裏側を覗くことができたのは、とても興味深い経験でした。
こちら⇩は、彼のファンタジースケッチ。
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音楽は、彼の創作にとって重要な意味を持っていたそうで、
展示されているファンタジースケッチには、なんの曲を聴きながら描いたものか、曲名と一緒に展示されているものも多くありました。
こちらは、彼にとって特別な存在だった愛犬ジェニーの絵。
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こちら⇩は、彼のアトリエの一部。
素敵ですよね✨
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小さな頃に浸っていた、遊び心溢れる愛らしい絵本の世界観って、考えてみれば大人が作っているんだよなぁ。ということにも、なんだか改めて感動したのでした。
そして、私が知らなかった彼の作品がたっくさんあるのにも驚きました。
彼が世に作品として発表した絵本だけでも、80冊以上あるのだそう。
作品として完成まで至らなかった絵本や、アイディア、練習を含めたら、どれ程の量を創作してきたのだろう?
やっぱり、愛がなければできないですよね。
絵を描くこと、物語を創造することが、本当に大好きだったのだろうなぁと、
彼の絵本創りに対する愛を感じずにはいられませんでした。
以上、「かいじゅうたちのいるところ」展のレポをシェアしてみました😊
世界的に有名な絵本作家モーリス・センダックの作品、制作の裏側に触れることで、アーティスティックな刺激をもらいましたし、
子どもの頃、毎晩欠かさずに絵本を読み聞かせしてくれた母との時間を思い出し、「ありがとう」の気持ちにじんわり包まれています。
そして、何より、小さな頃、何十年も前に、親しんだ絵本の世界観に触れることで、私の中の子ども心が息を吹き返したというか、
小さな頃の純粋な遊び心や、世界をワクワクしながら眺めていた感覚を思い出して、
とてもいい時間でした♡
最後までお読みくださり、ありがとうございました😊
Have a good one!
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