ホテルニューアカオのすゝめ
2021年11月に閉業してしまった「ホテルニューアカオ」でアートイベントを開催しているということで、意を決して行ってきました。(意を決する最後の後押しをしたのは確実にBUMPのクロノスタシスのMVなんだけど、それを話し出すと長くなってどうせ誰も読んでくれないので割愛)
まず熱海についた時点でゴールデンウィークの観光地の人混みを感じ、これまで平日お出かけ組だった人間としては心底ビビりまくったのだけれど、結局混雑を感じたのは駅前くらいで、私達が行くところ行くところ本当に人ががいなくて、え、皆んなどこに消えたの？というレベルでした。(私の趣味が変なの？自信はないけどそんな事なくなくなくない？)
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閉業してしまったホテル全体を展示会場としていて(流石に入場できる場所は限られているけれど)、渋建築好きにはたまらない場所でした。この半年間でも結構定期的に行なっている様子のこのプロジェクトは上のInstagramをフォローしておけば、ひとまず次の機会のキャッチができると思うので、気になった方はフォローしてみてね。
最初に白状しますが、アートイベントへ行きました、と言いつつ私のメインは完全にホテルニューアカオの建物空間そのものだったので、写真は現在のホテルの様子を写そうとしたものばかりです。あしからず。
それでは、今回の私は最近手に入れたRICOHのGRiiiをウキウキ気分(死語)で携えていき、ものすごい量の写真を撮ったので、枚数多めで、送りしていきますね。
すべてのカーテンが引かれていて、スクリーンの光だけが
広々とした空間をぼんやりと照らしてた
内壁に開いた穴のようにも見えるから、
自分が写るとドキッとします
◯◯婚式一覧のプレート(?)
ホテルの様々なところで使われていた椅子たち
一列に並べられた様子を見て私は、運動会の開会式みたい、
と思ったし、一緒にいた友人は、あつ森みたい、
と言っていたので互いに感性が子供の頃から育っていない
想像以上に海岸から海へ迫り出して建っているので
ホテルとその先の海を眺めていると
並行感覚を失いそうになります
ワンピースの色が、邪魔してなくていいかんじ
そもそも客室で煙草okなところがやっぱり昭和だ
(なんてったってロイヤルなので)
奥の障子と若干アーチになってる縁、可愛いな
今回は展示でこのような仕様に
その場にいると落ち着いていられる謎の感覚がありました
ぎっしりとこの椅子とテーブルが並んでいて
カーテンを開けると間近に巨大な岩壁が見えるらしい
まだほんのりと人の香りが残る気がする、時間の歩みを止めたからっぽの空間は、総じてちょっと怖い雰囲気があるんだけど、怖い怖いと言いつつも不思議な居心地の良さがあって、結局穏やかな気持ちになって展示を見終えたりなどしました。
昨年末からの半年間でもう結構何度も行われているイベント事のようなので、たぶん、今後も開催されると思います。(し、そうなったら私はまた行くと思う。)
私のブログなんてなんの影響力もないのは分かりきっている事なので、こんな事を書くのは完全に慢心だけど、このプロジェクトが、なるべく長く続いてほしい(≓ホテルニューアカオの建物をなるべく長く残してほしい)と思ったので、急ぎ、書いてみました。本当に慢心だけど。
ちなみにホテルニューアカオは閉業してしまったけど、新館扱い(?)のこちらのホテルアカオ(ロイヤルウイング)は営業していて宿泊ができるようだし、そのホテル内のレストランでは同じように海を間近に素敵な食事をすることが出来るので、ぜひぜひぜひ行ってみてね。
差し込む光と海景色が最高なレストランです
ACAO SPA & RESORT Instagram
(↑これがホテルアカオのインスタ)
他にも、夜には熱海の最高な街の洋食屋さんに行ったりなぞしたので、そちらはゆっくりと、書きますね。
たぶん。
それでは。