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【簿記勉強記2】わかってきたと思ったらこれだ

簿記の勉強を頑張っている。
仕事から帰ってきて、とりあえずカリカリ勉強をしている。

最近勉強方法のやり方を変えたのだが、これが割と良い。
今までは、テキストに付属していたワークに直接回答を書き込んでいたのだが、それだと繰り返し問題を解くことができない。だからと言って、コピーを取るのも面倒だし、ノートにいちいち全ての問題を書くこともめんどくさい。
ということで、ズボラ三十路女の勉強で大活躍しているのがiPad miniだ。

iPad miniはもともと読書用で購入したものだが、仕事でも大変活躍していて、人生において買ってよかったものベスト10には絶対に入るくらい、ウェルビーイングを上げまくった商品だ。
iPad miniで、テキストの問題の解答用紙の写真を撮る。この時、できるだけたくさん書ける回答用紙があればそれが一番よい。そして、写真の編集画面で、スタイラスペンを使って写真に回答を書き込む。この時、問題番号等は一切気にせず、自分で上書きする気持ちで書いていくのが一番ストレスがない。
タブレット自体がしっかりしているので、どんな姿勢でも書き込めるのもよい。
で、表がいっぱいになったら写真の文字を消す。また、間違った問題はテキストの問題番号にチェックしておいて、また明日練習できるようにしておく。

表に実際に書き込むようになって、だいぶわかるようになってきた気がして、勉強が楽しくなってきた。
「貸方」「借方」とか、「資本」やら「負債」やらの専門用語の関係性が全くわからん!!と嘆いていたが、これは基礎の基礎で、大事なのは基礎の上に立つ建物の方。建物のことがわかっていれば、基礎の見えていない部分はまあなんとなくで良いことがわかった。(よく分かっていないので付け焼き刃の違法建築だけど)

自分の身に起こったことが「貸方」で、その結果失ったものが「借方」。感覚的にそう理解するようになったら、なんとなく解けるようになった。
問題文を読んで、一瞬でペカッと解き方がわかるような、算数的な理解にはまだ繋がっていないが、問題をじっくり読み解いて、得たものと失われたもの、お金がどう動いたかをじっくり理解して、わかるところから解きほぐすような数学的な理解はだんだんできるようになってきた。気がする。多分。どうだろう。

そして、段々わかってきた分、苦手分野がはっきりしてきた。
とりあえず「仕入諸掛」というのがよくわからない。これは、自社で運送料金を引き受けるのか、代引きなのか、商品の値段に含まれるのかなどなどなど・・・いまいち理解が追いつかない。
また、「運送費」なのか「発送費」なのか「運送料」なのか、名前がよくわからない。どれだ。

あるいっとき、蓮舫さんが「事業仕分け」というのが話題になった。「二位じゃダメなんですか」だかなんだか言っていたあれだ。当時小学生の私は、「仕分けってよくわからないけど整理整頓するんだな〜」と思っていたが「仕分け」は「仕分け」であり「仕訳」なんだとわかった。これだけでとても視野が広がった気分だ。

簿記を学ぶということは、今まで知らなかった分野であり、他の人たちが見ていた世界を見るメガネを手に入れるということなのかもしれない。

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