ついにファミリーマラソンで3Kmを走る!
走りました!
ついに走りました!
ファミリーマラソンに初参加してきました。
これまで、何度もこの大会に応募し、これをきっかけに運動をしようと思い続けましたが、一度も参加が叶いませんでした。
雨天中止、雨天中止、コロナ渦で中止。。。
これでもか、呪われてるのか、と思われるほど、大会そのものが開催されず。
そのうち、意欲もなくなって、申し込みもしなくなっていました。
今年は、ハニカムマップに取り組み始め、「運動をする」「走る」「短い距離のレースに申し込む」「モチベーションを上げる本を読む」「走ってみる」というような流れで、8月から少しずつ走り始めました。
これについては、以前のこれらの記事をご覧ください。
最初は、3Km走れるのかな? という感じだったので、「3Km完走」を目標にしました。
初めてのランは、8/18 1.02Km 7:16でした。
8/20 1.60Km 10:04
8/21 1.95Km 14:46
8/22 3.15Km 21:32
8/26 3.12Km 20.38
8/27 3.09Km 19:56
8/28 3.64Km 25:49
8/29 3.64Km 26:57
8/31 3.15Km 22:45
8月は、9ランで総走行距離24.3Km、総走行時間2:49、平均1㎞ペース
6:57でした。
3Kmは走れてきたので、次は「20分を切る」ことを目標にしました。
9月は、13ランで総走行距離48.3Km、総走行時間5:24、平均1㎞ペース
6:43でした。
9/1 3.15Km 19:30
9/2 4.14Km 26:58
9/3 4.02Km 25:44
9/4 4.02km 26:32
9/6 4:02Km 27:51
9/7 4.02Km 26:56
9/9 4.01Km 29:01
9/11 4.00Km 27:06
9/12 1:59Km 14:16
9/16 3.21Km 20:16
9/18 4.01Km 26:53
9/26 4.04Km 27:21
9/29 4.01Km 26:13
10月
10/1 4.01Km 25:19
10/5 5.45Km 39:48
10/8 3.21Km 19:15
自己ベストは、10/1 4.01km25:19。
アプリってすごいね。
ちょこちょこ走った結果として、累計の走行距離が出てくると、我ながら凄い走ったんだなぁっていう気になります。
1Kmあたり6分で3Km走ると18分。
目標タイムは18分を切るところを目標にしました。
スタート時間は8時45分。
陸上部で、この大会に参加する息子は、5時には朝ご飯を食べるといいます。
早めに食べないといけないそうなので、普段は朝食はあまり食べないのですが、息子に倣って、おにぎりを食べました。
7時過ぎには現地入りし、息子は友達とアップすると言うので、別れ、自分の準備をします。
ゼッケンをつけ、足には計測チップをつけます。
ゼッケンを息子のためにつけてあげたことはあったけれど、自分のためにやるのは初めてです。
ゼッケンってこの位置でいいのか? など、不安に思いながらも、準備をしました。
準備運動をしたり、軽く走ってみたりして、スタートまで待ちます。
膝も痛くなさそうだし、問題なく走れそうです。
朝の空気が気持ちよく、それぞれのランナーたちがそれぞれの準備をしていました。
特に、ファミリーマラソンというだけあって、小さな子と一緒の親子ずれも多く、その光景が微笑ましい。
ところが、大会直前に雨が降り始めました。
最初はぽつぽつと、徐々に結構な量で降ってきました。
車から帽子を取ってきて、被りました。
スタート地点に集まり、市長の挨拶などを聞きます。
雨はより強くなってきました。
雨嫌だ、走りたくない、と隣の子どもがお父さんに向かって訴えています。
予報だと、すぐ止むはずなので、頑張ってください、などと市長が話しています。
そうだといいんだけれど。
練習のときは、いつも、アプリを起動させながらスマホを片手に持って走っていたので、今日も、同じようにアプリを起動させ準備します。
よーい、ドン!
8時45分、時間通りにスタートしました。
公道で走るのも初めての体験です。
多くのランナーが一斉に走るのも初めての経験。
すげー、マラソンっぽい! とちょっと感動しながらも、目の前にはちびっこがいたりして、子どもにぶつかってけがをさせないように気を付けながら、人が少ない場所、少ない場所、と移動をしていきました。
ちょっと走ると、前に人。
「白い線踏まないように!滑るぞ!」と声をかけているお父さんがいます。
足元に気を付けながら、子どもを避けながらで、なかなか自分のペースで走れません。
人を避けながら追い越し、自分のスペースを作ることだけを考え走っていたら、いつの間にかハイペースになっていました。
スマホをパッと見ても、自分がどのペースで走っているのかがわかりません。
後から振り返ると、最初の1Kmを最速で4:30ペースで走っていました。
そんな数字を今までは見たこともないので、走行中はどれが自分のペースの数字なのかが見分けられませんでした。
そんな風にして、人を避けているうちに最初の1Kmを過ぎました。
割と軽快に走っていたのですが、だんだんと息が切れてきます。
おかしい、もうちょっとペースを抑えて呼吸を整えなくては。
ペースを抑えて走ろうとしているのですが、隣のあたりでは、「おい!さぼるな! もっとペース上げろ!」と自分の子どもに檄を入れるお父さんがいます。
えー、俺がもうへばってんのに。
いつもは、ラジオなどを聞きながら、のんびりと自分の時間を走りながら過ごしてたのに対して、今日は、周りの状況に影響を受けながら走っています。
ペースを抑えようとしても、思ったように抑えられず、呼吸もあまり整わず。
雨は止んでいて、降った後の雨の臭いが下水のように感じられて、気持ち悪くなってきます。
ペースを落とそうとして、実際に落としているんだろうけれど、そうすると、次から次に追い越されていきます。
追い越されるのも良い気がしません。
2Kmが経過し、残り1Km。
正直、もう歩きたいと思ってしまっていました。
普段とは違う場所を走っているので、距離感がわかりません。
息が切れ、心拍数が上がり、苦しくて気持ち悪い。
おかしいぞ。ゆっくり走って、徐々にペースを上げて、最後はダッシュする予定だったのに。
そろそろ道路を抜けて、陸上競技場へと入っていくはずだけれど、どのルートで競技場に入るのだろう。
正面からか、ぐるっと回って入るのか。
ぐるっと回るとしたら、まだまだ結構あるしきつい。
ぐるっと回るんだろうな、嫌だなぁ。
あ、違う、正面から入るんじゃん。
競技場に入ったら一周するんだろうな。
あ、3Kmと5Kmの人とでコースが分かれてる。
3Kmだからこっちだ。
なんとかペースを維持しながら、競技場に入ります。
応援している人たちが、頑張れーと声を掛けています。
いつもは観客席から見るトラックを自分が走っています。
トラックを走れるって凄いな、と頭の片隅で思いつつ、きつい、苦しい、早くゴールしたい、と思っている自分もいます。
トラックに入ったらダッシュして、一気にゴールに駆け抜けるイメージから一転、ただただ必死に、苦しい表情でゆっくりとしたペースで足だけを動かしている現実。
おりゃーという感じでちびっこがダッシュをしてきて追い抜かれていきます。
おばちゃんランナーにも抜かれていきます。
もうちょっとだ、もうちょっと。
最後の直線くらいは、頑張ろう。
ちょっとだけでいいから、ペースを上げるんだ。
苦しい。
でも頑張れ。
ゴール。
息を切らしながら、足を止め、全身で呼吸をしながら、心臓の鼓動を聞きます。
身体が重い。
きつかった。
けど、ゴールした。
目指していた大会にちゃんと参加して、ゴールした。
会場を出て、チップを外して渡し、自分の記録をもらいます。
3Km 15分09秒 一般の部16位。
えっ、15分!
スマホを片手に走っていたのに、あまりの苦しさで、見ても何を意味しているのか理解できず、ただただ走ってきました。
18分が目標だったのに、15分!
ってことは、1Km5分ってこと?
そりゃぁ、苦しいはずだ。
10秒早ければ、15分切れてたんだ。
あの苦しさをもっと気合で頑張れてたら、切れてたかもなぁ。
でも、上出来上出来。
妻は観戦に来ていて、息子を発見し、息子と合流して車に乗せて家に帰ると言います。
俺のことは見つけてもいないし、車にも乗せてくれないようです。
スタート地点付近に車を止めているので、必死に走ってきた道をとことこと、歩いて戻ります。
車まで、まもなくたどり着こうとするころ、妻から電話。
あんた、どこで何してるの!
いや、車までまだ着いてないって。
はぁ? と妻。
だって、20分で走る道を歩いて戻ったら、3倍の1時間くらいはかかるでしょ。
もう歩きたくないくらいに疲れている中だと、なおさらさ。
と、まぁ、こんな感じで、なんとか無事に走ってきました。
自己ベストでゴール。
上出来上出来。
息子は11分くらいで走ったって言うんだから、すげーよな、と思う。
1Km3分ペースで走るってひたすらダッシュしている感じじゃない?
雪が降り始めるまで、あと1か月くらい。
冬はどうしようと思いつつ、気持ちよく走れそうなラスト1か月をまた楽しみたいと思います。
ではまた。