いーちゃん 保育園見学にゆく
夏生まれのいーちゃんを翌年の4月から保育園に預けて、私は職場復帰の予定でした。
3ヶ月健診を終えて、健康そのものとお墨付きをいただいたいーちゃんを連れて、入園を希望する保育園へ見学に行きました。
8ヶ月から預け入れることを考えて、なるべく送迎の負担にならないように自宅から徒歩3分、大きな園庭のある日当たりのよい保育園を第一候補にしていました。
保育士さんにお部屋や設備を案内してもらいながら、いーちゃんは終始ご機嫌で色々なものに興味深々でした。
壁面装飾、絵本の棚、保育士さんのエプロンのアップリケ。
手を伸ばしたり、喃語を連発して保育士さんに話しかけているようにも見えました。
「ご機嫌さんだねー。お話上手。ママ、何ヶ月?」
「もうすぐ4ヶ月です。」
保育士さんは驚いて、事務室にいた他の保育士さんに声をかけて
「3ヶ月ちょっとでこんなに表情豊かな子、あまりいないねー。」
と代わるがわる声をかけてあやして下さいました。
意味の通じない喃語でも、前のめりに会話に参加しようとしてくる姿勢が…
微笑ましくもありましたが、我を全面に押し出している感じも…
そういえば私を呼ぶ時だけ「ちゃーちゃ」という喃語を発していました。
すでにそれぞれの物や人には呼び名があるということを理解していたように思います。
見学を終えて、ここの保育園にぜひ…という気持ちが固まりました。
近所であることはもとより、たまたま見学に行った際に聴覚障害をお持ちと思われるお子さんのいるクラスで、保育士さんの保育の仕方、その子を取り巻くクラスの雰囲気がとても温かく感じたからです。
すでに好奇心がいっぱいの様子で新しい場所に終始アンテナを張っている感じのいーちゃんに「入れるといいねー。」と声をかけながら、保育園を後にしました。
さて、この時期にお家のおもちゃでいーちゃんが断トツで気に入っていたのが、写真のベビージム。
ゴロンとマットに寝かせると、ぶら下がっているおもちゃをひたすら目で追っていました。
何をそんなに真剣に…?と思うくらい長時間凝視していたのを覚えています。写真を撮影しても微動だにしない…
こちらはおもちゃがラトルになっていたり、手触りがしゃかしゃかしていたり、歯固めがついていたり…ジムから取り外してベビーカーにつけたりして結構大きくなるまで楽しんでいました。