「天然氷」と「純氷」は何が違うのか
どうも、こんにちは。
昨日、天然氷を使ったかき氷について調べていたところ、最近のかき氷専門店では天然氷より「純氷」を使っていることが多いということを知りました。
「純氷とはなんぞや」「なぜ天然氷より使われているの?」と思ったので調べてみました。
純氷とは
純氷とは人工的に作った透明度の高い氷のことです。
飲料水を原料にしており、主に工場などで作られています。
なぜ、この氷が天然氷よりも多く使われているのでしょうか。
天然氷との違い
天然氷は自然の池などで、冬の間に凍ったものを切り出して作る氷を指します。
一般的な家庭用の冷蔵庫で氷を作る際は、急速に水を冷やすため、白く濁った結合の弱い氷ができます。
一方、天然氷は2週間から3週間かけてゆっくりと凍らせていきます。
これにより、不純物が少なく、透明度の高い氷になるのです。
天然氷は結合が強いため、かき氷にした状態でも溶けにくく、食べても頭がキーンとしづらい、というメリットがあります。
しかし、天然氷は製造の大変さからコストが高くなってしまいます。
また、夏場は作れないので売り切れてしまうリスクもあります。
そこで、かき氷専門店では天然氷に代わって「純氷」が使われています。
純氷は工場で生産しているため天然氷よりも安く製造でき、一年中安定して供給が可能です。
氷の質的にも天然氷と同様に2週間程度かけて凍らせるのでほぼ変わりません。
そのため、かき氷店では「純氷」が使われることが多いのです。
以上、純氷についてでした。
それでは、また次回お会いしましょう。