考えが行き詰まったら落書きを描こう
どうも、こんにちは。
今回は樺沢紫苑先生のアウトプット大全という本を読んでいて面白いなと感じた話を共有させていただきます。
落書きをすることで集中力アップ
落書きというとあまり良いイメージはありませんが、実は落書きをしながら作業をすると記憶力が上がるという実験結果があります。
参加者に人と場所の名前を聞いてもらい、後で書き出してもらうという実験内容だったのですが、落書きをしたグループは落書きをしなかったグループに比べて29%も多く名前を覚えていたそうです。
理由としては、落書きが感情を刺激することが挙げられます。
記憶の法則として「喜怒哀楽が刺激されると記憶が増強される」というものがあります。
とても嬉しかった出来事や悲しかった出来事は昔のことでも覚えているものですよね。
落書きでイラストを描くことで感情が刺激され記憶が強化されるのです。
落書きで集中力や創造力アップ
落書きをすることで集中力もアップします。
落書きをすると思考する頭と、鉛筆を持つ手、紙に書かれた落書きを見る目の相互のやり取りによって、脳が活発に働くため集中力が上がるそうです。
また落書きをすることで脳がよく働くので創造力の向上にも役立ちます。
太宰治やスティーブ・ジョブズは何か考える時によく落書きをしていたそうです。
落書きは決して悪いものではないのですね。
終わりに
以上、落書きによる集中力の向上についてでした。
何か物を考えるのに行き詰った時は落書きをしてみると良いアイデアが浮かぶかもしれません。
それでは、さようなら。