山の上で本気で謎を解いた、栃木旅行。
小学生の息子2人は、謎解きとかスタンプラリーとか好きで、これまで何度も、付き添いで私もやってます。そう、あくまでも、主人公はこどもたち。
しかし…この夏は、私自らが、過去最高の真剣さで謎に挑む事態に。。
モビリティリゾートもてぎで2泊3日旅行
友達から「楽しかった~」と口コミを聞き、
HPを見てみて、キャンプ場やアスレチックはうちのキッズが楽しめそう!と今年の夏休みに計画を立てました。
1日目-①:車無しで、神奈川から栃木に行ってみる。
我が家には車が無いので、栃木県のモビリティリゾートもてぎに公共交通機関で行ってみる。
新幹線に乗るほどでも無い微妙な距離。
ルートは以下の感じ。
移動時間は、4時間位です。
適当に買い食いしながら移動するか~と、
「神奈川・東京圏内は馴染みのエリアだから、栃木県に入ってから乗り換えの時間に何か買おう!ローカルメニューに出会えるかも!」
と思ってたのですが、
実際に移動してみると…
・地方に行くほど、電車の本数が減る。(1時間に1本とか。)
・乗り継ぎを考慮したダイヤになっているので、東京から小山に着くと、10分位ですぐ下館行きの列車が出る。(そしてこれを逃すと次の列車は数十分後。)駅構内に売店とかは無い。
そうでしたそうでした、忘れてました、この感じ…
1日目-②:キャンプ場
これまで、色んなキャンプ場に行ってきましたが、それぞれに個性があって面白い~。推察ですが、ここはオーナーさんの自作感が結構あるけど、本業が建設業の方なのかも?自作感はあるけど、立派なのです。
あと、「自由に使っていいよ~」の棚が雑多で面白い。様々な食器がある。
「俺はこの皿で食べる!」など、使える道具を探すのが、宝さがしみたいで楽しかった。キャンプ場のご厚意に感謝。。!!
持ってきた物
今回はキャリーバッグ無しにしよ、と、リュックで運べる程度。
・鍋、金串、火起こしセット
・サツマイモ&じゃがいも、アルミホイル
・缶詰、ポテチ
・お湯があれば食べられるもの(インスタントスープ、レトルトのカレー&ご飯)
・花火
・夏グッズ(虫よけ、日焼け止め、携帯扇風機)
etc
今回はどの宿も冷蔵庫無しです。
私は飲み物ぬるくても平気なんですが、
最近一緒に花見やBBQした友達は、氷&クーラーボックスを必ず用意してくれる子で。そこで覚えたんですが、野外でキンキンに冷えた物を頂くのって最高ですよね~ぜいたく~
あと、旅先で洗濯&乾燥できるのもぜいたく~
キャンプ場にチェックインして、紙コップでマッコリ飲みながら散歩してたら、隣にカエルが居たので、急いでマッコリ一気飲みして空コップで捕獲。
トウキョウダルマガエルでした。
連れ帰って飼育しています。
(栃木で捕まえた個体を神奈川で野に戻すと、生態系が崩れるので、連れ帰る場合は、終生飼育の覚悟になります。)
2日目-①:中日って最高
モビリティリゾートもてぎって、3日間もかけなくてもいい施設だと思う。
だが私は2泊3日で計画を立てた!
移動の無い中日が好きだから!!
1日目のキャンプ場をチェックアウトして、
モビリティリゾートもてぎまで歩いて入園。
今夜は園内のキャンプ場に宿泊なので、
涼しいレストランでキッズを休ませて、その間に今夜の宿の方に荷物を運んでおく。
はい、身軽!!
あとは閉園まで遊ぶだけ!!
この、中日が私は好きなのであ~る~
電車で4時間だからね~そんなに気軽には来れませんから、
せっかく来るなら、こののんびり感を味わいたいのです。
あと、我が家はマイペース集団なので
「1日でテキパキ全アトラクション制覇して帰るよ!」ってプランにすると、多分楽しくない…。
2日目-②:「え、歩いてきたんですか!?車無しで!?」ってよく言われる。
さきほど、
と書きましたが、モビリティリゾートもてぎには3か所、入園ゲートがあるようで。
我々は南ゲートから入ったんですが、
失われし古代歩道…って感じで、圧巻でした。。
というのも、現在、南ゲートからの歩きの来園者は想定されていないようでした。
歩道の門は施錠されており…(車道から回り込んで入った。)
歩道はひび割れ、草ぼうぼう…
母は1日目に偵察済みだったので平気でしたが、
毎度、このわんぱく母さんの無茶ブリ冒険に連れまわされているキッズは
「この道を…どれ位行くの…?」と大変不安そうでした(暑いし。)
しかし、ひとけの無いおかげで、今度はニホントカゲに遭遇!
連れ帰って飼育しています。
(再掲)栃木で捕まえた個体を神奈川で野に戻すと、生態系が崩れるので、連れ帰る場合は、終生飼育の覚悟になります。)
ニホンカナヘビは自宅周辺でもよく見るのですが、ニホントカゲはレア!動きもすばしこく、カナヘビより捕獲難易度は高いみたいです。
この後、2日目のキャンプ場(特に夜の炊事場の明かり周り)で、大きなカブトムシとかも拾うのですが、電車リュック旅でそんなに連れ帰れないし、飼育キャパもあるので、以後はキャッチ&リリースしました。
いや~南ゲートから苦労して歩いてヨカッタネ!
しかし、チケットブースのお姉さんにも、キャンプ場のお兄さんにも「え、歩いてきたんですか!?車無しで!?」って言われました。おかーさんは、そういう所によく行きます。でもそういう所にも行き尽くした感があるので、そろそろ車が欲しいかもです。
2日目-③:キャンプ場の皆さんありがとうございました!!
1日目に比べて、2日目のキャンプ場(森と星空のキャンプビレッジ)は園内の施設なので、もう気ぃ抜きまくりでした。
電車身軽リュックキャンプは、足りない物があっても車でちょっと買い出しへ~が出来ないので、事前の下調べ(アメニティは何がついてるか。自販機や売店で現地調達可能物品は何か。)や現地の偵察が重要です。
森と星空のキャンプビレッジは、ホテルとスーパー銭湯が隣接しており、食材付きBBQプランも提供しているので、もう何とでもなるでしょう。
遊園地エリアは18時まで開園なので、そちらで食事も済ませて、ログキャビンではホテルの売店で買ったスナックをつまんでました。
でもせっかくなので火も起こして、お茶を入れたり、残り物をあぶったりしながら、近隣のキャビンの人と話してたら、たくさんおすそ分けいただきました…!!大変豪華な晩酌になりました、ありがとうございました。
去年のキャンプもそうでしたが、シングルマザーワンオペ子連れキャンプをのほほんとやってると、色々と手を貸して気にかけてくださる方が多くてありがたいです。
3日目-①:山の上で本気で謎を解いた。。
3日目~最終日~
既にモビリティリゾートもてぎは結構楽しんだ!おかーさんは明日仕事だしね、早めに帰路につこうね~、と思ってたんですが!
ありがたいことに!
モビリティリゾートもてぎで、やたらと謎解きやスタンプラリーが開催されていたのです。
・ヒカキンの謎解き
「ヒカキンもてぎの森冒険ラリー ~7つのヒカ木を探せ編」
(開催期間:2023/7/1(土)~9/3(日))
・松丸亮吾の謎解き
「松丸亮吾もてぎの森謎解きラリー 地球防衛隊と17の約束」
(開催期間:2023/7/22(土)~2024/2/29(木))
・ビンゴ型スタンプラリー
「森のファミリーウォーク TEKUTEKU」
(常時開催っぽい)
そして、2日目にクリアしちゃおうと頑張ったのですが、結構ガチな森で、夕方の蚊がすごい!(虫よけは宿に置いてきてしまったし、もう閉園だし…)
見つけた手がかりを写真に撮り、宿で謎を解いて、3日目にゴールしよう!(虫よけ必携で)と2日目は撤退。
しかし、宿でいくつか解いたものの、「現地で追加のヒントを探さないと解けないのかも?な謎」もあり、3日目も森探索は必要な模様。
森 が ! 広 い !!
そして、1問だけ解けない。
長男は、ラスト1問だからなんとか解きたそうである。
母としても、せっかくだから、スッキリ全問解決して神奈川に帰りたい。
しかし、なんということでしょう。遊園地の乗り物にまだ1個も乗ってないのである。
母(早く謎解きクリアして、遊園地制覇してぇえええ~~~!!)
あれぇ。おかしいなぁ、なんなら当初の想定ではそろそろ帰りの電車に乗ってる位の時刻なんですが…。今や私は「栃木から神奈川へ帰る終電」の時刻を検索しているよ…?
足はクタクタで、若干道にも迷っている。
謎の答えはカタカナ3文字。LINEで送信して回答する今どきなスタイルである。昨日は長男に任せっきりにしていたが、もう母のスマホにも謎解きLINEアカウントを友達追加して、さっきから手あたり次第「3文字」を送りまくっている。ツイッターでも「もてぎ 謎解き ネタバレ」とか検索しまくっている(出てこない。)
もうチートでいいから、早く、早く、この謎を解きたい…
「とりあえず、森で出来ることはやったので、あとは、出口を目指しながら謎を考えよう。そして、アトラクションに乗ろう。乗りながら謎を考えよう。最悪、リタイアして答えを教えてもらおう。」と長男に相談しながら、出口を目指す。
一旦、木陰で休憩…
!!!解けた~~~~
あの瞬間を、汗だくで、森の中、ひらめいた瞬間を、私は一生忘れないであろう…
絶景スポットがたくさんあるのに、正直、謎の問題用紙を何度も読み返しながら、山道を歩くのは結構必死で、楽しむ余裕は無かったのだ。
全ての謎を解いて下山する道のりの、景色は心から美しかった…!
3日目-②:かえりみち
無事、アトラクションにも結構乗れた。
モビリティリゾートもてぎはレース施設なので、運転できるアトラクション、というのが売りなのですが、次男は「俺は助手席派だから」と徹底して助手席に乗るのが面白かった。
たのしかったねえぇえええ~~~~
*「山」と「森」という表記が混在してますが、モビリティリゾートもてぎ内の「ハローウッズ」というエリアです。歩いてると森っぽい景色も山っぽい景色もあるんですよ~。「○○山」という名称は出てきませんでした。
ウッズと言うと森のイメージが勝ちますかね、
でも園内には「入山・下山」という看板もあったなぁ。
画像のマップの「ハローウッズ」の印象より、実際はもっと奥まで広がってる(マップより広い!)気がします。(「ハローウッズ」の方でもっと詳しい地図はもらえます。)
*「ヒカキンの謎解き」「松丸亮吾の謎解き」は普通にやれば、そんなに森深くまで行く必要は無いです。
我が家は、ビンゴ型スタンプラリー(TEKU TEKU)を併行プレイしながら、キッズが地図を読み間違えてても「(母はそっちじゃないと思うけど)まぁ納得するまで進んでみな!」とかやってたら、最奥の方まで行っちゃった次第です。
最後に苦労した謎は、松丸亮吾さんのウリ坊の謎です!
ヒカキンさん、松丸さん、楽しい夏をありがとうございました!
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