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こばち
2020年6月26日 22:42
三日月を眺めながら自転車をこいだ。母の命の終わりが近づいていることを主治医から伝えられ、自分の目でもそれを感じた6月の初め。それから1週間ほどで満月の日があって、その満月が三日月になるほどの時間、母の身体は痛みや苦しみと闘ってきたのだと思った。本当にろうそくがどんどん短くなるかのように時間を追う毎に母の身体は目に見えて消耗していった。今、母は何を思うのか。今日はそれすらも聞き出せないほど
2020年7月7日 20:54
前回の投稿が6月26日。あっという間に2週間近く経とうとしている。あれから2日後の6月28日に母を看取った。その前日の27日に病院から電話があり、その夜は付き添うことにした。意識はあるのかないのかわからないけどたまに手や頭を動かす。経皮的動脈血酸素飽和度は90%前後で呼吸は前日よりもしんどそうな様子で身体の力を使い果たそうとしているのをただ見守るしかなかった。40代後半くらいから高血圧