若造りと若々しさ。
30を過ぎる頃には、若く見られることが嬉しくなってくる。(ちなみに年相応に見られて嬉しいピークは24歳らしい)
誰しも気持ちだけでなく見た目を若く維持したい、なんなら若返りたいと思って運動やら食事やらメイクやらやるわけだが、正解があるようでないのがファッション。
体型や肌は若い頃の状態を目指すことがアンチエイジングの正解の一つとなってるが、服装でそれをやるとたいていはイタイ。ほぼ確実に間違うことになるだろう。
若い人たちがする格好をするのではなく、若く見えるファッションを選ぶ、というのが正解(に近い)と思う。
じゃあどんな格好が「若く見える」のか考えると、圧倒的に「シンプル」なものに行き着く。柄物ではなく、せいぜいストライプとか、プリントもワンポイントとか。
私はPinterestをあらゆる目的で愛用しているがファッションもものすごく参考にしている。そこで大人のメンズファッションを探すと圧倒的にシンプルなコーディネートがかっこいい。
色を抑えても、柄がなくても十分にイケてる。掲載されてる人たちは色々(サイズとか色合わせとか顔とか)かっこいい。
どのコーディネートも「若く見える」というより「若々しい」という表現がしっくりくる。アクティブでいい意味で大人の雰囲気も出ている。
なんでシンプルなコーディネートで大人がキマるのか。
個人的な見解ではその理由は「顔の深み」にあると思う。歳をとった顔がファッションの一部になる感じ。
同じ格好を中高生がやってもおそらく大人ほどは決まらず、むしろおじさんくさくなるかもしれない。シンプルでかっこいいとは思うが落ち着きすぎな感じがしてしまう。
そういう意味ではむしろ若い頃より歳をとってからの方がおしゃれになる(おしゃれに見られる)ことはかんたんなんじゃないかと思う。
そこで見落としちゃいけないのがやはり体型。
おじさん体型ではせっかく顔に深みがあっても台無しになる。
となると大人がおしゃれになるために大切なのはコーディネートより体型だってことになる。
おじさんなのにシュッとしてるってことがいいミスマッチになるのか。
やっぱり体型ですね。
運動しましょう。