「諦めるな」は好きなことだけ
こんにちは、コブです。
「諦めないことが成功の素」って考えは、好きなことだけに当てはまることです。
なんでもかんでも続けてればうまくいくとか、ダメだと思ってからがスタート、みたいなことを聞きますが、鵜呑みにすると時間をムダにします。
「続けること」に意味があるのは「好きなこと」です。
好きじゃないことはキリのいいところで止めましょう。
わたしはつい先日まで、3年ほどプログラミング(python)を勉強してました。
論理性を鍛えられるとか、あわよくばそれでサイト作ってお金になるかも、なんて考えて始めました。pythonは自然言語に近いプログラミング言語なので、初心者にもとっつきやすいっていうのも理由です。
もともとプログラミングに興味はなかったんですが、あるプログラマーが「わからないのは続けてないから」と言うのを聞いて、とりあえず続けよう、とやってるうちに3年経ちました。
結果、まったくなにも身につきませんでした。勉強していた3年のあいだ、楽しいと思ったことはありません。。。なんとなく覚えたコードも、勉強を止めて1週間も立たず忘れました。
気付いたのは、継続して成功に続くのは「好きなこと」だってこと。
「継続の重要性」を言ってる著名人って、例外なくその対象が好きな人たちですよね。
漫画スラムダンクの「諦めたらそこで試合終了ですよ」だって、選手たちが大好きなバスケットでの話です。勉強について言ってるわけじゃないんです。
そもそも好きなことなら自然と続けられます。
続けながら困難に挑戦する過程で諦めたくなるような試練にぶつかるから、「諦めるな」という言葉に意味がある。
言うなら「諦めるな」っていうのは好きなことに挑戦してる人への言葉なんです。
これを全然楽しくないことに当てはめちゃダメです。
プログラミングは挫折したわたしですが、筋トレを5年くらい続いてます。
始めたときは筋トレが好きだったわけじゃないですが、やってるうちに成果も出たのでいまは好きになりました。厳密に言えば筋トレが好きというより筋トレで身体が変わっていくことが好きって感じですね。
とはいえ筋トレはつらいですよ。ジムに行きたくないなと思うこともありますけど、きついの先がわかってるんで止めようとは思いません。
わたしの場合は筋トレに「(きつくても)続けろ」って言葉が刺さります。
「諦めるな」が好きな分野で挑戦し続ける人に向けてのものだって思えば、これは超名言だし心の底から同意します。
でもそれに気づかずただがんばってしまっている人が意外と多い。
好きなものが見つからないって人がいるかもしれません。
そういうときは、「その過程を楽しめてるか」ってことを考えてみるといいです。
好きじゃないことを無理やり続けてたって、ちょっと困難にぶつかったら太刀打ちできませんよ。好きだからこそ乗り越えようと思えるんです。