野菜嫌いをなくすには(小島よしおさん)
今週はアーカイブ記事を再編集してお届けします。2022年の7月の記事です。
私、小島よしおさんが好きで(そんなの関係ねぇ、のね)野菜の歌、サイコーだと思っているんです。
特に、ピーマンとアスパラガスを初めて聞いたときには止まらないくらい笑いました。
そんな小島よしおさんが、たまたまつけていたテレビに出てこられました。
「2分59秒」 という番組で、今日の分はAbemaで見逃し配信しています(1週間)。
↑もう終わりました。
この番組は、ゲストが2分59秒で持論をスピーチする、というもの。
小島よしおさんは、31分くらいから「小島よしお流苦手克服術」として子どもの好き嫌いをなくす方法をご自分の「野菜の歌」の経験からスピーチされました。
ある番組で「ピーマンの歌」 を歌ったら子供たちのピーマン嫌いがなおるのか、という検証をしたら
30人のうち29人が食べられるようになったそうです。
他の「野菜の歌」でも、子どもの野菜嫌いがなおった、という声が小島さんに寄せられているそうで
そこから小島さんが得た結論は、
好き嫌いをなくすには
「楽しい雰囲気を作ってあげる」ことが大切ではないか、と。
子供は影響を受けやすいから、みんなが食べないから自分も食べない、みたいなことが多いけれど(多いから)
ピーマンのおじさんが出てきて、楽しそうに歌ってるな、面白そうだな、食べてみよう、ぱく、美味しいね!
となるのではないか、と。
これは食べ物だけでなく勉強にも通じるだろうし大人にも通じると思う。
楽しい雰囲気を作ったら、大人も含めて好き嫌いがなくなるんじゃないか。
というお話でした。
マッセイという人が「発達期分析」で分類したところによると
7歳くらいまでは、意識せずに刷り込まれてしまう時期、14歳くらいまでは、真似してしまう時期、と言えるそう。
虫は怖い、と親が言っていたら「虫は怖いものだ」と思い込んでしまう。
先輩が制服を着崩しているのがかっこいいから真似してみる。
そういう時期ってありますよね。
こういう時期に、良い影響を与えることができる環境を整える、
そりゃまあ大人の意図通りにいくかというと難しいと思うんですけれど。
根本のところは「楽しそう」です。楽しそうだから、心が動いて行動につながります。
楽しそうに思えることは刷り込みやすい、真似したくなりやすいので
少なくとも楽しそうな大人として、社会に関わっていきたいですよね。