「自分らしく生きる」を考える
「自分らしく生きたいなぁ」と思いながら、
いまだに「自分らしく生きるのって難しいなぁ」と
思わされてばかりの毎日です。
「自分らしい」とは何なのか?
今日はこの言葉を考えてみたいと思います。
「自分らしい」とは?
辞書で引いてみると、こんな意味でした。
●自分らしい
偽ったり取り繕ったりしていない本来の自分のありよう、ありのままの姿。
イメージ通りではありますが、
よくよく考えてみるとめちゃくちゃ難しいですよね。
僕自身、37歳になっても、
いまだに誘いを断るのは苦手だし、
例えば3人でランチに行くときに、
本当は中華が食べたいのに他の2人が
イタリアンに行こうと言い出したら、
「僕は中華…」なんて口が裂けても言えません。
本当に「自分らしく生きている」人は、
こんな時なんて言うんでしょうか。
はっきりと、「俺は中華が食べたい!」と
高らかに宣言するんでしょうか。
たしかに、そんな人ときどき見かけます。
だけど僕には言えません。
だって、自分が美味しそうに中華を食べている横で
他の2人が不満そうにしていたら、
めちゃくちゃ罪悪感持ってしまいますもん。
いや、頭では分かってるんです。
「自分が我慢すればいいって考えだと、
自分の幸せ後回しにしちゃうよ」
みたいなやつ。
だけどね、あとで「あいつ協調性ないよな」
とか言われるの嫌なんです。
それだったら、ちょっと我慢してでも
集団のなかでのストレスを減らしておきたい。
そんな風に思っちゃいます。
そう、敵は「協調性」なんです。
協調性VS自分らしさ
僕たちの「自分らしさ」を奪っているのは、
小学校で繰り返し教え込まれてきた
「協調性」なんじゃないかと思ってきました。
あの頃って、自分の意見よりも
「みんな仲良く」
の方が大事だったんです。
いや、そう教え込まれてきたんですよ。
性格の合わない人がいたら、
意見をぶつけて喧嘩するよりも、
相手に合わせて笑える人の方が
「評価」されてきました。
色んな理由があると思いますが、
将来社会に出て会社に入ることを考えるならば、
我を通しすぎるよりも協調性があった方がいい。
そう考えての教育なのかもしれません。
小さい頃に根付いた感覚。
なかなかパッと変わるものではありません。
アイデンティティ
そんな僕にも、「自分らしさ」に
こだわっているものがあります。
それは「仕事」。
これまで働いてきた中で、
「ここを妥協してしまったら
自分の人生と言えなくなるぞ」
という心の声が聴こえたんです。
ある時決心した僕は、
この心の声に従うことに決めました。
正直、「自分らしさ」を求めない方が楽です。
自分を貫くことには苦労もあるし、
高い壁も超えなきゃいけないし、
周りから変な見られ方をすることもあります。
だけど、ここだけは自分に嘘をつきたくない。
そんな自分との約束を守ることが、
僕の「自分らしさ」を担保しています。
食べたいお昼が食べられなくても、
集団の中で自分の意見を引っ込めることがあっても、
そこは目をつぶれます。
「集団」という社会のなかで生きている以上、
協調性ももちろん大事なんだと思います。
だけど、自分の人生において
本当に大切にしたいアイデンティティまで
協調性に侵食させたらだめなんです。
逆にいえば、そこさえ大切にできれば、
きちんと担保されるもの。
それが「自分らしさ」なのかもしれません。
山崎 将吾
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