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コーチングサービス変更の背景②昔からしっくりくること、大事にしていること

前回、「魂」の観点を大切にしたコーチングをやろうと思った流れについて、コーチングの実践における気づきという背景から書きました。

もう一つの理由というか、これもあとから思い出したことなのですが、昔からなぜか大事にしていること、しっくりくることがあり、それらも強く関係していると感じるため、まとめてみたいと思います。

「中庸」
昔、座右の銘を訊かれて出て来た言葉です。
同様に、仕事で大事にしていることは?と訊かれるとバランス感覚、と答えています。
子供の頃から、すごくこれが好き!というものがあまり多くなく、広く色々なものに理解がある人でありたいとも思っており、好きな食べ物はあえていうならお米。
もともと、「あなたって〇〇な人だよね」のようにラベリングされることに違和感がちょっとあり、人に対しても決めつけないようにしているつもりで生きてきました。
コーチングやカウンセリングをする場面では、ニュートラルさを評価いただくこともありつつ、だからある意味すごい熱量や強い意見はないという面もあります。


「清濁あわせ呑む」

昔、上司に言われて、そうそう、大事なことってそれだよね!と非常にしっくりきた言葉です。
人事という人にかかわる仕事をしていると、本当に色々な事に遭遇します。(例は割愛しますが人事の皆さんなら色々思いつくエピソードがあるのではないでしょうか。)
ルール上は明らかにNGということももちろんあり、それはそれで毅然と対応はするわけですが、よくよく見ていくと多くの場合白黒つけようがないことの方が多いのも事実です。人間性や”本質”を大事にしながら、変に良い悪いで瞬間的に判断しすぎない、起こったことは起こったこととして、まずはまるっと受け止めることが大事なのだと仕事を通じて学んできました。


大きな流れ意味で捉える、面白くポジティブに変換していく

自分自身の身にもいろいろなモヤモヤや辛いことが起きたりします。ただ、何かがあった時に、何であれ意味があるので狼狽すぎず、「これは何の学びか?」「先々何の役に立つか?活かせるか?」と考えることが、いつからか染み付いています。(一方でそれによって気持ちに蓋をしていた部分もあり、ここ最近はその蓋や思いを溶かすことにも注力しています。)


これらは言い換えると、祈りの態度だと思っています。偏らず真ん中に心を置いて、静かに相手の幸せを信じる姿勢。このような姿勢をコーチングの中に明確に取り入れてみたい!ということも背景として大きいです。


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