開き直って生きる
人生がグッと楽しくなるコーチング カエです
人って不思議なもので、得意なことや好きなことは時間を忘れて没頭して、やり続けちゃうし、疲れることも知らないですよね。でも苦手なことはスタートまでに時間がかかってしまう。それに苦手なことや、苦手な人と対面するとき、「よし、やろう」という思いよりも先に、「どうしよう…うまくできるかな…?苦手なんだよなぁ…」と不安の方が先に出てきてしまいます。
考えれば考えるほど出てくる不安要素は、簡単にはぬぐい切れません。
苦手なことは避けたい。でもそんなことばかり言っていられないし。
そんなとき、どうしたらスムーズにはじめの一歩を踏み出せるのか?
それは「思い切って開き直ってみる」ということ。
開き直るというのは、あきらめるとか、投げやりな態度になるとか、一般的に悪い意味でつかわれる言葉ですが、そういうことではなくて、
覚悟を決めて堂々とした態度をとるということ。
「まぁいっか」っていうこと。
自分がムリして頑張れば頑張るほど空回りしちゃう感じ。だから「まぁいっか」って力を抜いて、気楽に格好つけないということなんです。
むすこが不登校時代に、わたしも経験したんですが、わたしが学校に行かせようとがんばるとかたくなに行かなくなりました。でも「まあいっか。行きたくなったら行けばいいか」と力を抜くと動き出した経験があります。
過去の自分に言いたい。わからないから教えて、できないから助けて、恰好つけずに堂々と言えば生きるのがラクだよと。苦手を苦手だからと最初から逃げるのではなく、克服しようとチャレンジすることは大切です。チャレンジしてできなかったら苦手だからできなくて当たり前と割り切って生きていけばいい。失敗を恥ずかしいことと思わなくていいのです。
生きていくうえで、決して逃げるという意味ではなく、
力まずに、開き直ることでスムーズにはじめの一歩を踏み出すことができるのではないでしょうか。