コミュニケーション~感情編3 協力
協力というよりも、協力を仰いで、アイデアを出してもらうというお話になります。人というのは自分が出したアイデアに関しては少なからずやる気と責任を感じるものです。
できる人が上司に向かないのは
できる人は昇進して上司になりやすい。ですが、できる人=いい上司とは限りません。むしろ頭の回転が速すぎて、どうすれば良いか部下が考え付く前にわかってしまうので、それを部下に「指示」してしまいます。支持するほうが良い場面もありますが、毎回それでは部下の考える力を奪い、自分から動く力を損ねてしまいます。
協力を仰ぐとは
これが5つのテクニックの中で一番簡単です。
どうしたらいい?
こう聞くだけです。上司もいいアイデアが出ない今こそ、自分の発想力が試されていると部下が一生懸命考えてくれることでしょうし、そのアイデアを褒めることによって、自分の出したアイデアに従って行動することになります。また、お客様に2者択一を迫ったりして、自分が選んだ=自分のアイデアだと思わせることでより話を進めやすくなります。
例文
例文です。部下やお客様だけでなく、しつけや、友達との会話にも応用ください。
「このお客様から頂いたご要望なのだけど、君のほうが現場に近いから、どういった形でサービスに反映させられるかアイデアをくれないかな?」
「お客様、内部開発と 外部委託でしたらどちらの方が現実的ですか?」
「夏休みの旅行なんだけどさ、どこか行きたいところはある?」
相手に質問を聞きアイデアや考えをその人の口から言わせることで本人のものとさせる手法でした。難しくはないですが、ついつい答えを知っている場合、自分が答えを言いたくなってしまうので、そこをぐっとこらえて、相手から引き出すようにやってみてください!
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