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気づきの支援日誌7/21

最近、対人支援サービスの起業に関するご相談も、結構いただくようになった。人と人が丁寧に関わる機会が、今の社会に増えていくのはとても素敵なこと。
こうした起業に関するお話も、支援者支援としてご対応することに意義を感じている。
支援実践としては、支援者支援の側面もあるけれど、どちらかというと社会課題を扱うブランディング支援や、ソーシャル・マーケティングに近い。

ソーシャル・マーケティングと言えば、このところ日本でも、行動科学の領域で、ソーシャル・マーケティングが注目されている。
エイズについての正しい知識を広めたりするのに、マーケティングの考え方が社会課題の解決や普及啓発に役立った、という背景が印象的。

そもそもマーケティングの最大の目的は「売り込み(selling)を無くすこと」と昔から提唱されている。
つまり、伝わってほしい想いが、伝わってほしい人々に届きやすくする方法論であって、買ってほしいと直接的に訴求することではない、ということだろう。

発信側のQOLと受け手側のQOLにとってwin-winの情報ならば、とても有意義なやり方だと思う。

世の中、何がどう役立つかわからないものだな。自分でもいろいろなマーケティングを参考にさせてもらっているのだから、世の中に伝わっている理論などを、大切に受け取って理解を進めていきたい。

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