2対1で強まる上司と部下の信頼関係(2on1コーチングの効果)
仲人(なこうど):
中に立って橋渡しをする人。特に、結婚の仲立ちをする人。
結婚に限らず、大事な人と関係をつくりたいとき、間を取り持ってくれる人がいると、うまく気持ちが伝えられたり、相手の気持ちを受け取りやすいことってあるんじゃないかなと思います。
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1対1の関係がうまくいかない理由
「間に一人おくことで、大切な人との関係性がよくなる」
この効果は、人が話を聞くときのメカニズム(脳の認知機能)と関係しています。
人はそれまでの経験から、
「この人はこういう人じゃないだろうか?」という推測をします。
また、自分の興味のあることについて、
「こんなことを知りたい!」とアンテナを立てて、話を聞きます。
その結果、アンテナが立っている情報を、自分のフィルターを通して、自分色に変換してキャッチしていきます。
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会社の上司と部下の関係ではどうなるでしょうか?
フィルターとアンテナという2つの視点から考えてみます。
① フィルターの働き
それまでの付き合いや観察から「相手はこういう人だ」という無意識のフィルターがかかります。毎日、会うたびに「この人はどんな人だろう?」なんてやってたら、脳のエネルギー消費は格段に上がってしまいます。脳は生命維持のためできる限り省エネであろうとするので、休める方向へ働きます。
注意が必要なのは
「事実ではなくフィルターを通した解釈を受け取っている」
ということです。
しかも、このフィルター(自分なりの解釈)は無意識に働くので、自分の力で気づくのが難しいものでもあります。
② アンテナの働き
人間誰しも考え方のクセがあり、クセに近い情報をキャッチしやすいです。
また、上司と部下の会話は「これについて知りたい」「相談したい」と目的を持っていることが多いと思います。つまり、お互いなんらかのアンテナを立てて、会話しています。
アンテナを立てることで、それに関連する情報をキャッチしやすくなります。その反面、アンテナを立てていない情報はキャッチできなくなります。相手からすると「言ってるのに伝わってない」「聞いてくれてない」というイライラにつながります。
このように、脳が省エネ状態で話を聞いていると「自分が欲しい情報だけを、自分色に変換して受け取っている」可能性は大です。
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上司と部下、2人のすれ違いを解決する方法
これを解決する方法として、私がおすすめするのが2on1コーチングです。通常、1対1で行うコーチングを、上司と部下の2人一緒に行う2対1のコーチングです。
実際に受けられた、上司の方の感想を一部ご紹介します。この方は、評価面談以外にも、月一回程度、1対1で話し合う機会を設けられている方です。
2on1コーチングを受けた方の感想:
「自分にはない視点から部下への問いかけがあり、部下からの答えも新鮮」
「冷静に、自分の想いを中村さんを通して伝えられる」
「部下との相互交流が生まれて、信頼関係が深まる」
そして、
「本人がなりたい自分に近づき、会社もよりパワフルに成長していく」
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部下に不満のある方にとって、2on1は協力なソリューション
上司と部下の関係って、いつの時代もややこしいもんです。
他人でありながら、利害関係が絡み合い、一緒にいる時間も長い。
「相手に変われと言う前に、自分が変われ」と頭で分かっていても、目の前にすると腹が立つ。不満を言いたくなる。不安になる。ストレスの原因…
一方、上司と部下の関係が強固で、お互いのことをわかり合えていると、その力は大変強いものになります。2人のベクトルが揃い、推進力も大きくなります。
離婚してしまう前に、仲人役を置く2on1コーチングをぜひ試してください。