自分でひもとき、自分でみつける。
今日はどんよりとした天気。
5月中旬だというのに、
梅雨みたいですね。。
＊
週末に本棚に寝かしてしまっていた本をまた一冊読みました。
西加奈子さんの『うつくしい人』。
前半は周りからどう見られるか、を軸に生きてきた
主人公の女性がけっこうに苦しい感じなのですが、
そのどっぷりと沈んだところから、
旅先の環境や人との出会いの中で
閉じ込めてきた感情に気づき回復していく様子に
なんとなく一緒に心開くような感覚に。
このものがたりの彼女とわたしとは
違うけれど、
彼女が抱えている感情
それを抱えることになった背景や心情、
それに気づいていく過程を読んでいると、
違うのにやっぱり、
「わかるなぁ」と思うところがあって、
自分のこれまでの感情をふと思い出しては
あーなるほどねーとなったりする。
そうやって、人の話を読んだり聞いたりすることで
その違いを感じつつも、
結果自分についての認識が深まったりすることって
ありますよね。。（ない？笑）
で、今回も“自分とは違う”主人公のはなしを読んで、
自分を振り返り、違いを認識しながら
みんなそれぞれ抱えてきているものは
違うんだよね、
ということを改めて、しみじみと
考えていました。
そりゃそうですよね。
みんな生きてきた環境も、
関わってきた人たちとの関係性も違うし、
もともとのタイプや資質も違う。
それらが絶妙なバランスで
掛け合わさってきた結果、
それぞれの人の今ある姿
=（よくもわるくも）「保ってきた自分」
があるわけで、、
その背景も、抱えているものも、みんな違う。
だから周りが決めつけたり
押し付けても意味がなくて、
というか、そんな簡単にはわからないはずで、
それなのにわかっているようなつもりで
関わることにまったくいいことなくて。
やっぱり、
自分でひもといていくしかないのですよね。
コーチングも
ライティング・ライフ・プロジェクトも
自分でひもとき、自分で気づき、自分で決めた方向に向かうサポートをさせていただく役割。
「そもそもこたえはこちらにはない」ということを心に留めて
偏りのないように思考を整えて関わっていきたいし、そのためにもっともっと視点を増やしていこう、と改めて思ったのでした。
きのうは愛犬（ポメックス・つむぎ）の2歳の誕生日でした。
うちの子になってくれてありがとう。
(「birthday、間違えてるよ」といったものの、
気にしていない様子だったのでそのままで。。
それでいいのか中1女子😂)
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心から出会ってよかったと思えている、
大好きなサービスをお届けしています。
ライティング・ライフ・プロジェクト
第2期は満席にて募集終了しました。
関心を寄せてくださったみなさまありがとうございました。
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