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自己紹介/電動車椅子サッカー

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私の自己紹介と電動車椅子サッカーについてお話します。
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#筋ジストロフィー

自己紹介

自己紹介

みなさん、はじめまして。

元電動車椅子サッカー選手の吉沢祐輔です。

1歳10か月の時、進行性筋ジストロフィー・デュシェンヌ型と診断され、その影響で、24時間人工呼吸器・電動車椅子サッカー生活を送っています。

どうしていきなり始めたか。説明しないといけませんね。同じ障害者サッカー仲間・ブラインドサッカーの落合さんの記事に完全に影響を受けて、発信する勇気を持ちました。

影響を受けた記事はこちら

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「世界で感じる積極性」

2017年の電動車椅子サッカー第3回ワールドカップの舞台はアメリカです。
今回のワールドカップは南米のアルゼンチン・ウルグアイが初参戦。
サポーターがサンバを踊りだし選手たちを応援する…日本代表が今まで見たことがない光景が目の前に映っていました。

アルゼンチン代表のエースは当時12歳?のValentino Zegarelli選手
ウルグアイ代表のエースはJuanchi Platero選手
この2

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「言語に対する考え方の失敗」

僕はこれまで外国人に英語で話しかけられるのが好きではありませんでした。当たり前のように英語を使わないで日本人には片言でも良いので日本語で話しかけて欲しい。そういう思いから国際大会に行っても日本語に重きを置いて海外の選手たちとコミュニケーションを取っていました。

しかし、ある車椅子バスケットボールの指導者の方の言葉で自分の過ちを 認識しました。

「開催国の現地の言葉を知ろうとしないのはとても失礼

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「対戦相手へのリスペクト」

2007年の電動車椅子サッカー第1回ワールドカップの準決勝日本対フランス戦0ー1で敗退しました。挨拶早々に退場かと思いきや、フランスチームが2人1組で選手1人通れるくらいの道を作り、試合会場の出口に向かって整列していました。  

ハッ!として驚きました、、
日本代表の退場する花道が目の前にありました。

悔しい気持ちでいっぱいでしたが、花道のおかげで心晴れやかに退場することができました。敗者にも

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「俺らと日本チーム一緒にサポーターに挨拶しよう」

2007年電動車椅子サッカー第1回ワールドカップ・リーグ戦日本対フランス戦の試合終了後のこと。フランスチームの選手の1人が英語で話しかけてきました。

 「おい、俺らと日本チーム一緒にサポーターに挨拶しよう」その時はなぜだか言葉の意味がすぐに頭に浮かびました。

選手のみなさん是非英語を学んで欲しいです。でも言葉よりも大事なのは気持ちかもしれません。
#障害者サッカー #電動車椅子サッカー
#

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「君は良い選手だね!」

サッカーの試合後の挨拶で「君は良い選手だね!」と対戦相手チームから言われた経験はありますか?

2007年の電動車椅子サッカー第1回ワールドカップの準決勝日本対フランス戦で..激闘の末日本は0ー1で敗退しました。その瞬間下を向き気落ちした自分にフランスチームのコーチが「Good Player!」と声をかけてくれました。大事な試合で勝ったのにも関わらず喜ぶ素振りを全く見せることなく、相手選手に駆け寄

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