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「後1414日」LAオリンピックへの挑戦日記 4


"まさか本当にこんな時が来るとは"

そんな事を他人から聞いたり、
実際に自分で思ったり、
口にしてみた事はありますか?

これには良い意味や
悪い意味のセンテンス
どちらも続くと思います。

学生アスリートであれば
レギュラーに選ばれる、
全国大会優勝、
そして、あっという間の卒業。

プロアスリート達であれば
先ずはプロになる、
リーグ優勝、
戦略外通告、
初めての移籍、
そして現役引退

自分にもありました
アメリカでの留学、
頑張って国家資格合格、
一つ目の大学院卒業、

"今日が君の最終日だ"
とクビを言い渡された日、
初めて見た金メダル、

本当に色んな事が
思い出されます。

20代の頃は
まさか30代で3つの代表で
働ける日が来るとは、
本当にわかりませんね、人生は。

"まさか本当にこの時が来るとは"

これには大切な人との
お別れも含まれます。
2024年8月17日
大好きな祖父が
他界しました。

彼とは色々あり
10代後半から20代は全般は
口も聞かないぐらい
仲が悪かったですが

日本に帰ってきた
2018年からは
自然と仲直りました。

そこから6年間、
いい関係は築けた、
と思います。

税理士だったので
個人事業主になった
自分の確定申告を
やってもらったり、

コロナ禍で
祖父の車の車検と廃車するため
徳島へ2人っきりで
2回も旅行に行った時には
第二次世界大戦中の
貴重な話を聞けました。

頑固な祖父でしたが
かかりつけの医師からは
"お孫さんの言う事だけは
ちゃんと素直に聞くなぁ"
と言われるぐらい
晩年の彼は私には甘かったです。

この職場で良かった

祖父が亡くなった連絡を
母から貰ったのは深夜でした。
眠っていたので
わかりませんでしたが、

読んで直ぐに母へ電話をし
状況を確認しました。
そして、フライトを予約。
(いやぁ、オンラインって素晴らしい!)

休みはすぐに取れました。
休めますか?ではなく、
休みます!と上司に言いました。笑

空港への道で
今まで以上に
思ったのは

NFLやMLB、EPLで
仕事をするという事を
諦めて良かった、

日本のプロチームや
代表チームで
働いてなくて良かった
と思う事はないです。

恐らくこう言った休みは
取れなかった、
例えもし取れたとしても
土日を入れて6日間の
休みは取れなかっただろう、

と思います。

だから若い人達や
スポーツで働く人達には
自分の在り方や価値観を
はっきりしておく
必要があります。

何が大切なんだ、結局?

自分は家族です。

まだ独身なので
この場合近しい間柄の友人、
そして近しい親戚を含めた
実家の家族ですね。

35歳を超えてから
この思いは強くなりました。
1番大切なのは家族です。

だから日本の職場や会社の
カルチャーに全く合わない
性格の自分にとって
2024年現在、

海外での仕事は
飛行機やバスなどの移動時間が
6-8時間以内である事が
チェック項目の一つです。

香港であればフライトが
3時間ですから
スーツケースをチェックイン
しなければ60分前に行き
税関を通るだけ

4-5時間で関空や名古屋に着きます。
そこから実家までは1-2時間、
だから条件としては最高です。

10代や20代では恐らく珍しい
と思いますが、
30代以降はこういったことを考えて
仕事を探すのもありです。

今回の事があり
本当に超二流で良かった
と思った瞬間です。

最低でも外人の自分は
超二流でなければ
この職場には
入れませんでしたから。

今回の応援歌

今回から挑戦日記には
応援歌を定期的に
つけていこうと思います。

"まさか本当にこの時が来るとは"

そう思う時は本当にやってきます。
準備と覚悟が出来るようになるには
振り返ることが必要です。

その振り返りにピッタリな曲が
ウルフルズの
僕の人生の今は何章目くらいだろう
です。

では、また

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