好きなことをやる
好きなことをやなくては、と思うわけです。最近は。
仕事とか、子育てとか、色々とやらなければいけないことに追いかけられてる毎日。自分の好きなことをちゃんと出来ていない気がしてしまう。特にふたり目の子どもが産まれてからは「忙しい」や「時間がない」を言い訳に自分の趣味をないがしろにしている。
これは良くない。とっても良くない。と、言っても決して僕は多趣味なわけではなくて。僕の趣味なんてたかが知れたもんです。
趣味その1、ランニング。フルマラソンを走るのが好き。将来的にはウルトラマラソンにも挑戦したい。
趣味その2、ゲーム。ゲームは自分が子どもの時からの日課。
趣味その3、音楽を掘る。聴くだけじゃありません。掘るのが好き。アーティストについて、アルバムについて、その音楽の歴史とか社会的な影響とかを調べながら音楽を聴くのが好き。
趣味その4、映画鑑賞。子どもの時から映画を観るのが好き。レンタルビデオ屋と映画館はオアシスだと思っている。
趣味その5、読書。とりあえず読む。
このなかで最近まあまあ向き合えているのは音楽の発掘作業のみ。それにしたってながらになりがちで、腰を据えて聞きたかったアルバムを聴くなんていうことは減っている。公共交通機関で出勤していた時は(主に20代の頃)、電車やバスに座っている時間を使って聴いていたけれでも、車通勤だとダメね。
あと、Spotifyなんかのサブスクが台頭してきてからは、アルバム単位で音楽を聴くこと自体が減ってしまった、なんていう話はまた気が向いたときに書くとして。いかんせん、しっかりと腰を据えて音楽を聴く機会は減ってしまった。
同じく、映画もしっかりとは観れていない。子どもたちが寝たあとに映画を観はじめるも、9割9分お姉ちゃんが起きてくる。しょうがないから映画を一時停止して彼女が寝るまで一緒にベッドに入る。こうなってしまうとかなりの高確率で娘と一緒に寝落ち。気がつけば夜中の3時。映画はギブアップして自分のベッドにお引越し。
おかげで前半部分だけを観た映画が多くなってきている。映画一本をきちんと観終わるべく何度も挑んでは敗れている。これじゃまるでSASUKEに挑戦する山田さんだ(ミスターサスケ)。七転び八起き。
ランニングに至っては、ほとんど走れていない。マジで走れていない。週に一回走れれば上等。みるみる身体は鈍ってきている。身体を動かしていないおかげで精神面もなんだか落ち着かない。ストレスがボフっと直撃してくる感じ。避けたり、防御したりできなくて最大ダメージを喰らってしまう。これがしっかりと走れているときは、サラッとストレスを避けてみたり、流してみたり、と心がもう少し軽やかに動いてくれていたように思う。モハメド・アリとまではいかないが、走れている時の心が蝶のように舞っていたのだとしたら、今はのろまな亀のような状態。
とまあ、ここまで「自分は忙しくて時間がない自慢」を書き連ねてきたけれど、結局どれも言い訳なのよね。ぐちゃぐちゃ考えていないで動けばいいだけ。好きなことをやればいい。子どもを言い訳にせずに行動に移せばいい。Just Do It。ナイキのスローガンはまったくもって正しい。正し過ぎてぐうの音も出ない。
自分の好きなことは、忙しいからこそやらないといかんのよね。