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「一生役立つ学ぶ力」~伝説の灘校教師~

こんにちは。算数・数学の講師でコーチのななみほです。

今、「伝説の灘高教師が教える一生役立つ学ぶ力」という本を読んでいます。
灘校といえば、東大志望生のための厳しい学校というイメージもあるでしょうか。
確かに受験超難関校ですが、学校自体はとても自由で校則が存在しないため、制服も生徒手帳もありません。
基本的に生徒を紳士として扱うことを方針としているようです。
この本に出てくる橋本武先生も、3年かけて中勘助さんの小説「銀の匙」をじっくり読み込み教科書を一切使わない授業法。
なんてスローリーディング。

例えば、「『遊ぶ』、『学ぶ』という言葉をどう思うか?」という問いから、
「3文字で最後に『ぶ』がつく」という答えが返ってくれば、
「いいこと言った!」と拾い上げ
「では遊ぶの『あそ』とはなんだろう?熊本県には阿蘇山が、天橋立の阿蘇の海がある。『ぶ』がつくと遊ぶになる。ほかに『ぶ』がつく動詞はあるか」
と展開していきます。
50音に調べる子がいれば褒め、「あかさたなはまやらわ」の反対の「わらやまはなたかさあ、いりいみひ、、」などの早口言葉も見せていく。
そこから古典、草仮名まで発展させするのだからすごいです。

このような生徒主体とも言える自由な授業は、責任と講師の長時間の準備が必要になります。
灘校に惚れ込み入学させたいという親御さんの気持ちが分かります。

しかし灘校に限らず、現実には志望校は学校の教育内容よりも偏差値で決められることが多数です。
「どこに入学できるだろうか」という相談が多くありますが、どこ、よりもどう学ばせたいかを考えてみては?と思います。
中学受験は親の受験とも言います。
言い換えれば中学受験期は子供が自分の進路について親の言うことを聞いてくれる最後の時期。

中高一貫校は、学校ごとにバラエティに富んだの教育カリキュラムが魅力だと思います。
問い合わせれば個別に見学させてくれる学校もあります。
遠慮されがちですが、「あなたの考えを聞きたい」と言われたらうれしいですよね、ぜひ学校の中身を。
2人の娘の受験の経験からも、そう思います。

💡私のコーチング💡
人は感情で動くもの。感情は揺れるもの。
一緒にロジカルに揺れながら進みましょう。

★受験生のお子さんとの関わりに悩む
★ストレングスファインダーの資質ってどうみたらいいの?
★この先どうしたらいいかモヤっているという方。
★ただ聞いてほしい、もOK。

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