【はやとちり編】自分の好きじゃなかった部分も、光を照らすと必ず"陽"の要素があるんだね
みなさんは「はやとちり」には
どんなイメージを持っているだろう?
私は、正直にいうと、
ながいこと
いいイメージを持っていなかったのです。
なにを隠そう、
私自身はもともと
自分には"はやとちり"な傾向があるなぁと自覚していて、
そんなコミュニケーションの傾向を
良い or 悪いの二拓でジャッジし、
「いやだな~」と思っていた時期が
長かったんですね。
(そもそも、そんなふうに
自分のコミュニケーションの傾向を
意識するようになった(気づいた)のは
まさにコーチングを学んでからのことで、
それまでは
意識したり
気にかけたことは
もしかしたらなかったかもしれない。)
こういう性格だから。
こういう性質だから。
だから、まぁ、しょうがないよね。
ぐらいにしか、思っていなかったかも。
(そうだったかどうたっかたすら、もう忘れてしまったぐらい><)
*
ちなみに、改めて、はやとちりとはどんな意味なんだろう?
辞書で調べてみると、
【はやとちり(早とちり)】
早合点をして、間違えること。(『Weblio辞書』より)
とありました。
じゃあ、早合点とは?
【はやがてん(早合点)】
話の半ばで理解したつもりになって、正しい理解を得ていない様子を意味する表現。「早のみこみ」などとも言う。(『Weblio辞書』より)
間違えること。
正しい理解を得ていない様子。
うーん、やっぱりあまりいい印象はうまれないかも?…笑💦
でもね、
良くないところばかりじゃなさそうだなって思ったんですね。
はやとちりをするときの要素を分解してみてみると
案外悪いことばかりではなさそうだな、と。
もし、”はやとちり” に光をあててみたときに陰と陽があるとしたら?
と、考えてみました。
*
"はやとちり"の陰と陽。
どちらも「たとえば」の話だけれど、こんな感じでしょうか。
<はやとちりしやすい人の陰の要素があるとしたら?>
・相手の意図とは違う意図として、一方的に受け取ってしまう可能性がある
・話の半ばで、自分のフィルターを通した理解で留まってしまっている可能性がある
・自分の頭のなかで勝手に物事を結び付けたり繋げたりしてしまい、相手の意図をくみとったり、相手の背景や事実を知ろうとする力がつきづらい可能性がある
・(こちらが受け取った内容を相手とすりあわせをしていない場合)スムーズな意思疎通が出来ていない可能性が高い
・・・うん、ズーンとくる。笑
でも、これが理解できてたら
意識して気を付けることもできそうだなぁ。
じゃあ今度は、陽の要素があるとしたら…?
<はやとちりしやすい人の陽の要素があるとしたら?>
・思い込む力が強い
・頭のなかで即座に物事をつなげる力がある
こうやって要素にしてみてはじめて
私が感じたのは、
けっこう、
この「思い込む力」とか「頭のなかで即座に物事を繋げる力」って、
これ自体はとても必要な要素だなぁって思うのですよね。
私自身、ふりかえると
実はこの力たちには
これまで何度も助けてもらってきたなぁと
気付きました。
たとえば、「思い込む力」は、
「私がやらなきゃ誰がやるのーー!?」
というスイッチが入ったときに、
こうやって思い込むことで
行動するための力を存分に発揮してくれたし、
(そう、私がやらなくても他の誰かがやっていたかもしれない。笑)
「頭のなかで即座に物事を繋げる力」は、
想像力(妄想力?笑)ともきっと関係して、
学んだことを形にするときにも
力を発揮してくれていたんだよなぁ、
とも思うんです。
「はやとちり」に光をあてて分解してあげてはじめて、
気づいた良い面があった。
なんだか、
これだけですごく得した気分です ♪ 笑
「やだな」と思った途端に見えなくなっちゃってる素敵な要素。
他の気になる面にも
まずは光をあててみて
受け止めてみたいなって思えますね。