朗読『イワンの馬鹿』(7)
こ林
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兵隊のシモンは、イワンが麦藁から作った兵隊を戦に出して、人を殺させた。肥満のタラスは、イワンが樫の葉をもんでこさえたお金を使って、牝牛を奪った。
イワンはお金や兵隊が何に使われるものかわかっていなかった。だからと言って、イワンには罪はないのだろうか。きっとそんなことはないだろう。イワンも罪の片棒を担いでいるのだ。馬鹿のイワンには、それすら気づけないのだろうけど。
イワンはお金や兵隊が何に使われるものかわかっていなかった。だからと言って、イワンには罪はないのだろうか。きっとそんなことはないだろう。イワンも罪の片棒を担いでいるのだ。馬鹿のイワンには、それすら気づけないのだろうけど。
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