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娘に会いに ドイツへGO!(健忘録)
もうすぐ10月も終わろうとしている。
今日は10月24日春日。午後2時半。
京都を出てもうすぐ1ヵ月になろうとしている。娘に会いたくてドイツのミュンヘンに来た。
というのも、10月は私の誕生日、なんと還暦に!還暦を意識し過ぎて還暦を迎える準備をしたくない!と言うか還暦を迎えたくない!
そんな思いを娘が母の気持ちを察して、「ドイツに来たら?」と誘ってくれたから行ってきた。
そんな娘は、洒落たことをしてくれた。なんと、母の日のプレゼントはミュンヘンマラソン。ランナーに断りもなく娘がエントリーしたので走ることにした。笑そう、還暦を忘れさせてくれると思い潔く受け入れて、コツコツ地元の鴨川べりを走ってレースに備えた。
《ミュンヘンマラソンを走る》
ミュンヘンマラソンは50代最後のマラソンになった。3年ぶりの大会は快く私を受け入れてくれず25キロ過ぎから潔く受け入れた事を後悔しながら自問自答しながら走ると「もうやめてしまえ」という悪魔の囁き聞こえた。ゴールで娘が待っていてくれてなかったら足を止めていた。結果オーライ、終わってみると年代別でなんと!6位入賞。59歳だけど60代の部門なっていたのか幸した。還暦も悪くないと1ミリだけ頭の中をよぎった。笑
還暦の習慣のない娘の友人が娘と相談してバースデーディナーを計画してくれたので、彼女の住むチューリヒで誕生日を迎えることができた。運命の日の還暦をドイツ ミュンヘンで迎えるはずがスイスの湖のほとりチューリッヒのイタリア語が飛び交うレストランで楽しい時間をすごすことができた。還暦祝いをされず,ただ純粋にバースデーのお祝いをしてくれた娘たちに感謝した。
チューリヒでの予定は全く知らされず、サプライズが目白押しで、例えば娘の友達のボーイフレンド フランス人が山に連れて行ってくれたり、一緒に朝ランを走ってくれたり、チューリッヒバレエ団の素晴らしい舞台をかぶりつきの席を用意してくれたりと、夢のようなひと時。忘れられない旅になった。
スイスからもどり、シュタンベルクと言う街に長期滞在をした。そこがそこがなんとなんと、スーパーリッチなセレブリティが館を構える地。
ドイツに王様がいた頃、かのフリードリヒ2世がこの有名なノイシュバンシュタイン城を出て最後の地となったシュタンベルク。
湖の先にはアルプスがそびえる山紫水明な場所。なんだか自分も超リッチになったような気分に浸っていた。
ひとり暮らす母のサポートを一カ月の間お休みさせてもらってありがとうとごめんなさいの気持ちが混在しつつ、遠く離れて暮らす娘との時間を楽しんできた。娘が海外にいるからこそ思い切って行くことができたと思う。(まだまだつづく)