新人コンサル時に読めと言われた5冊+1冊
はじめに
どうもコンス(@cnsltntatgaishi)です。
コンサルになって、配属先のマネージャー(一番最初の上司)に言われた。
「俺が新人の時は、毎月2万円分の本を必ず買うことにしていた。読み切れなかったものもあるが、その学びは今でも生きている」
他の上司に言わせると彼はコンサルとしては、天才型ではないらしい。
ただ、常人が努力すれば限りなく秀才になれることを示している模範だと。
いろんな上司の下で働いたが、いまだに会うと緊張する人物だし、彼以上にアウトプットの質にこだわる人物にはなかなか出会えていない。ここは別記事にしたい
スキルよりマインドセットをまず学べ
新人コンサルになって、現場に放り込まれたとき、この1冊が僕のブレイクスルーだった。当たり前のことしか書いてない。ただ、それがわからなかった。そして、誰もなぜなのかを論理化して説明してくれなかった(そんな時間的・心理的余裕はコンサル上司にはない)
この1冊だけで自分の新人時代を交えながら1記事ぎっしりかけると思う。
別記事の「コンサルは営業職の違い」で書いたコストの考え方も詳しく載っている。
そもそもコンサルのタイプ別の違いを知りたければ、こちらをご参考いただきたい。
自分のチームに新人やコンサル中途入社の方が入ってきたとき、おすすめの本ないですかと言われたら、まずこれを読んだらいいですよと伝えている。
問題解決とかロジカルシンキングとか、その他フレームワークを振り回すより、プロジェクトとして、チームとして価値をだす振る舞いを身に着けるほうが重要である。
コンサルにお勧めの本はと聞いたら、10人中9.9人はおススメしてくるバイブル
もう解説するまでもないくらいほど多種多様なコンサルメディアに紹介されている。バーバラミント読んでないの?まじかよ?みたいな会話が新人コンサルたちの間で飛び交いがち。
もともと英語が原著なので、日本語にしても微妙に説得力に欠ける部分はある。ただ、納得することも多いはずなので、一回は読んでみてほしい。
バーバラミントは値段高すぎって方はまずこっちをどうぞ
小難しいバーバラミントとか、日本語の作文技術を読むのが気が進まない方は、割と内容が軽めの分かりやすい日本語なんて本を何でもよいのでまず読んでみることをお勧めする。
当時の上司から、日本語読みにくいと3か月言われ続け、何冊か本を読んだら「急にわかりやすくなったね。何かしたの?」って言われたくらいなので、いかに普段自分勝手な文章を書いているか痛感した。
noteは息抜きも兼ねているので、少々の読みづらさはご勘弁いただきたい。
コンサルとしての考え方・スキルはまずこの2冊
イシューとは何か、イシュードリブンで仕事を進める必要はなぜかがかかれている本。コンサルは0→1というより、1→99にしていく仕事だと思うので、99に辿り着く過程で、なぜをトリガーとして仕事をしていく必要がある。目の前にイシューなんて山ほど落ちてます。
難しいフレームワークを使いこなせればかっこいいのですが、そもそもフレームワーク内の思考はちゃんと詰まってますか。難しいフレームワークを毎回ググって使っているくらいなら、シンプルに5W1Hで語った方が、相手は腹落ちしやすい。難しいフレームワークがゆえに、目の前に相手が思考停止に陥ってしまったら、そこからリカバリーさせることは難しい。時には、自分が理解できないがゆえに、大声でごまかそうとしたりする人も多い。5W1Hならみんなが知っているからこそ、目の前の相手に退路を与えず、ロジカルに追い詰められる至高のフレームワークといえる
*おまけ*
ちょっと資料作りを頼まれ始めたら読む本
難しいフレームワークとか、図とかは書けなくてもよい。何故なら一番重要なのは、早く・正確に・伝わりやすい内容を相手に届けられるかだからである。元IBMの研修担当の人が書いた本であり、コンサルじゃなくとも学びは大いにある本である。よくあるコンサルフレームワーク集というより、どうすれば見やすいか、伝わるかを簡単に教えてくれている。
個人的には、Excelの罫線にこだわりすぎる無駄さについて、当時の上司にこの本を通して教えてもらった。形式も大事だが、中身はもっと大事だよと。
新人コンサルのみんながみんな読めと言われる本ではないし、ファームによってはタブーなお作法も載ってるかもしれない。ただ新人コンサル、資料作りに苦戦している若手ビジネスマンはぜひ読んでほしい本。
まとめ
詠みたい本、おススメしたい本は山ほどあるが、新人コンサル向けはまずこんなところかと。
小難しいことをさらに小難しい本で読むのは疲れるので、まずは本を読む習慣作りをしてから、お仕事本には入っていくのがベストかなと思っている。
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