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"CRENATIVE"とは?世界マーケットは狙えるのか?

コロナ禍での制作業界の劇的な変化。


2021年 東京2020オリンピック・パラリンピックが、初の無観客を基本に開催されました。オリパラはスポーツ業界においてもちろん世界一のイベントなわけですが、同時に広告・イベント業界においても、企業がプロモーション活動を最大化するとても重要な機会です。

東京2020の開催が決定して以来、多くの企業がこの世界舞台でのプロモーションの準備を行ってきました。またその制作を行うクリエイティブプロダクションも、大型イベントが増えることでプロジェクトの幅が拡がると期待していました。

しかし、コロナ禍によりそのオリンピック開催が1年の延期となり、そして1年待った2021年の開催も無観客での実施となり、業界全体は経済的にも精神的にも大きな打撃を受けました。

新型コロナウィルスはそれと同時に、イベントコミュニケーションの形を激変させました。これまでのようなフェイス トゥ フェイスのイベントが開催できなくなり、全てのイベントがDXされ、完全オンラインで計画されるようになりました。


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👆参照:Peatix Blog「2020年 オンラインイベントに関する調査」


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海外講演者・オペレーターとのやりとりも遠隔にて実現が可能になった2020年。


そんな状況の中、CNS Inc.(Creative Network System、以下CNS)でのイベントや映像収録はリモートで実施することが日常となりました。日本国内だけではなく、世界の色々な国にいるスピーカーをつないだ遠隔での講演が実施されました。

イギリス・アメリカ・台湾・中国・インド・メキシコ・ブラジルなど、本当に世界各地の人々がオンラインを通じて、イベントに出席し、講演を行うことが普通となりました。

また主催社が海外にいる場合や、映像チェックをするキーマンが世界の別の場所にいる場合には、そのオンライン環境の中でリモートでの試写・チェックを行うことも増えました。


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👆📷上記は、海外イベントへの配信を東京オフィスから行った際の写真。オペレーターはアメリカ側におり、オンライン上でコミュニケーションをしながら配信を実施。


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リモートで海外制作もできる世の中へ。


これらのプロジェクトは、我々CNSが日本側の窓口となり、海外側には現地制作プロダクションの担当者が窓口となり制作を進めていきます。

コロナ禍になる直前までの数年間、アメリカ現地で活動していた弊社メンバーが現地で実際にプロジェクトを進行しながら築いたネットワークだからこそ、このようにリモートでのやり取りしかできない今でも、変わらぬ信頼関係とクオリティでプロダクション業務を進めていくことができています。

プロジェクト進行方法は日本のクライアントと行うプロセスと全く同じです。Web会議ツールやチャットツールでコミュニケーションを取り、イベントや撮影日程に合わせて、調整していきます。非常にシンプルです。撮影の様子やカメラの見え方は、Web会議ツールを通してリアルタイムで試写を行う事もでき、その場にいるのと何ら変わりなく、当日の現地の出演者への対応は現地スタッフを通して、遠隔で指示を行います。

コロナ前には、想像もしていなかったようなことが、今では簡単にできてしまう夢のような劇的変化が起こりました。


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世界マーケットが狙える時代に。


コロナで急激に伸びたEC。そして、そこにデジタルマーケティングは不可欠です。海外の個人輸出入も肌感覚でも非常に増えてきたと感じます。海外のファッションサイトの多くは、海外へのシッピングも行っていますし、日本でもEC総合サイトなどでは、中国・韓国からの輸入も増えています。

今や製品・サービスを持っている企業にとってマーケットは日本だけに限られません。世界マーケットが狙える世の中になりました。

これはどの業種にも当てはまります。オンラインにて自分の商品やサービスを知ってもらうことも、海外にそのブランドのファンを作ることも、非常に簡単になりました。

これまで、踏み出すことを悩んでいたり、キッカケを待っていたのであれば、今が、この波を捉えるタイミングかもしれません。

👆参照:「Think with Google」より。「拡大する越境 EC、中小企業も積極進出」に関連する記事


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ブランドのローカライズの必要性。


ただし、そこにはブランドやプロモーション方法のローカライズの必要性が生じます。現地の方式で、現地のスタッフを雇い実行していくことが非常に重要になります。

それは、人種・宗教・性別・年齢・文化・風習・マーケティング方法に対する違いを理解し、各国に合わせたプロモーションをしないと、良い商品でもターゲットに響かず、場合によっては反感を買ってしまう可能性すらあります。

デザインやコピーライティングにおいても、海外は日本とは全く感覚の違うメッセージを発します。そこをミスリードすることで、もたらしたい結果とは異なる結末がやってくることでしょう。

日本と海外の感覚には、大きなギャップがあることが多々あります。そのギャップを埋めながら、それと同時に「日本式」で遂行したい日本側ブランドとのバランスを取っていくことも実は重要です。


👆アメリカとのブランディングに対する考えの違いが分かりやすいオススメ本


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「CRENATIVE」の役目とは。


"CRENATIVE" は、海外でのプロモーションや制作業務を現地のチームと共に進めていくサービスです。現地のチームには、日本語を話せるスタッフや日本人を含めることも可能ですが、日本語をベースに全ての手配を考えてしまうと、自分たちで制作陣のπ(パイ/母数)を減らしてしまうことにもなります。海外には沢山の優秀な制作スタッフがいるにも関わらず、彼らの質の高い制作力を生かせない、非常にもったいない自体が起こってしまいます。

また、日本人だけで取り組みをしてしまうと、ブランドや商品をローカライズをさせていく、という部分からも少し離れていってしまいます。

日本のブランド・製品・サービスを世界にもっと伝えたい!

"CRENATIVE" では、世界のクリエイティブパートナーとのネットワークを活かして、プロモーションを行う現地のクリエイター・スタッフと連携し皆様の海外での事業プロモーションを、より現地に根付いたカタチで実現していきたいと考えています。ネイティブカルチャーに寄り添った方法で、世界に皆様のブランドが届くようお手伝いして行きたいと考えております。


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